特許
J-GLOBAL ID:200903092989018938

ワークにおけるトルクのアンバランス補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤尾 直人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-247211
公開番号(公開出願番号):特開2007-061918
出願日: 2005年08月29日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 ワーク1に対し、修正加工(損傷)を加えずに、回転中において発生したトルクのアンバランスを是正し得るようなトルクのアンバランス補正方法を提供すること。【解決手段】 加工の対象物であるワーク1の回転中に発生するトルクのアンバランス量を検出し、かつ当該アンバランスを補正する方法において、ワーク1と一体をなして回転可能なバランステーブル3をワーク1に対し着脱自在にて設置し、バランステーブル3においてトルクのアンバランスの最小値に対応する角度方向を設定し、当該角度方向、又は当該方向と近傍の領域にウェイトを付加するか、又はトルクのアンバランスの最小値に対応する角度方向又は当該方向と近傍の領域を切削することによって、前記課題を達成することができるワーク1におけるトルクのアンバランス補正方法。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
加工の対象物であるワークの回転中に発生するトルクのアンバランス量を検出し、かつ当該アンバランスを補正する方法において、ワークと一体をなして回転可能なバランステーブルをワークに対し着脱自在にて設置し、ワーク及びバランステーブルにおいて発生するトルクの時間変化及び当該時間変化に対応して駆動モータ又はバランステーブルの各周期ごとにおける回転角度の時間変化を検出したうえで、トルクのアンバランスが最小値となった時点の回転角度を検出し、駆動モータ又はバランステーブルの回転方向によって予め設定した回転座標における回転角度零の方向から回転方向の反対方向に対し、前記検出された角度の分だけ偏差した方向を以って、前記最小値に対応しているバランステーブルの角度方向と設定し、当該角度方向若しくは当該方向と近傍の領域にウェイトを付加するか、又はトルクのアンバランスが最大値となった時点の回転角度を検出し、前記回転座標における回転角度零の方向から回転方向の反対方向に対し、前記検出された回転角度の分だけ偏差した方向を以って、前記最大値に対応しているバランステーブルの角度方向と設定したうえで、当該角度方向若しくは当該方向と近傍の領域を切削し、トルクのアンバランスの程度に応じて付加するウェイトの質量、及び付加する位置、又は切削質量及び切削位置を調整することによってトルクのアンバランスを補正することによるワークにおけるトルクのアンバランス補正方法。
IPC (1件):
B23Q 17/00
FI (1件):
B23Q17/00 H
引用特許:
出願人引用 (10件)
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