特許
J-GLOBAL ID:200903093032111185

破壊形態に優れるアーク溶接重ね継手構造物及びその溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 弘明 ,  矢葺 知之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-342985
公開番号(公開出願番号):特開2005-103622
出願日: 2003年10月01日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】信頼性の高い、破壊形態に優れるアーク溶接重ね継手構造物を提供する。【解決手段】鋼板引張強度TS≧640MPa、鋼板Ceq(B)≦0.4%、溶接金属Ceq(W)≧TS/2000-0.06、脚長L1≧板厚Ta、理論のど厚Th≧0.7Ta、溶接金属硬さH(W)≧鋼板硬さH(B)。溶接ワイヤCeq(R)≧TS/1000-0.30、1.7×10-2≦(ln(Tb+1)×v)/(V×I)≦4.5×10-2で溶接する。Tbは板厚、vは溶接速度(cm/分)、Vは溶接電圧(V)、Iは溶接電流(A)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
2枚の鋼板を重ね、一方の鋼板の端面と他方の鋼板の表面との間に、アーク溶接によりすみ肉溶接継目を形成した重ね継手において、鋼板の引張強度TSを640MPa以上、鋼板のCeq(B)を0.4質量%以下、溶接金属のCeq(W)(質量%)を下記(1)式の範囲とし、前記他方の鋼板の表面側の脚長L1を前記一方の鋼板の板厚Ta以上、理論のど厚Thを0.7Ta以上とし、かつ溶接金属の硬さH(W)を鋼板の硬さH(B)以上としたことを特徴とする破壊形態に優れるアーク溶接重ね継手構造物。 Ceq(W)≧TS/2000-0.06 ・・・(1) ただし、 TSは鋼板の引張強度(MPa) Ceqは下記(2)式で表わされ、C,Si,...はこれら元素の含有量(質量%)であ る。 Ceq=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 ・・・・・・・(2)
IPC (5件):
B23K9/23 ,  B23K9/02 ,  B23K35/30 ,  C22C38/00 ,  C22C38/24
FI (5件):
B23K9/23 A ,  B23K9/02 S ,  B23K35/30 320A ,  C22C38/00 301B ,  C22C38/24
Fターム (13件):
4E001AA03 ,  4E001CA02 ,  4E001DA05 ,  4E001EA05 ,  4E081AA08 ,  4E081BA05 ,  4E081BA36 ,  4E081BB03 ,  4E081DA06 ,  4E081DA12 ,  4E081DA48 ,  4E081DA55 ,  4E081DA56
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 新版接合技術総覧, 19941128, 初版, p.38〜p.40

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