特許
J-GLOBAL ID:200903093076899081

携帯電話端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-151738
公開番号(公開出願番号):特開2000-341144
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 携帯電話端末の送信部の高周波部において1つの制御電圧に対する利得制御を70dB以上の広範囲にわたって直線的(フラットネス±1dB)に行う。【解決手段】 携帯電話端末の送信部の高周波部で、70dB以上の範囲で利得を制御するために、減衰器をつぎのように構成する。すなわち、高周波信号の信号入力部34と信号出力部35を、少なくとも2個以上の直列の可変抵抗51,52よりなる信号ライン51で接続し、信号入力部34および信号出力部35と接地ライン57との間の各々に並列の可変抵抗53,54を接続し、可変抵抗51,52,53,54に利得制御ライン56を接続し、可変抵抗51,52,53,54の各々に基準電圧印加部23,27,31,33を接続し、可変抵抗51,52,53,54の各々に利得制御ライン56を介して利得制御電圧印加部19を接続している。
請求項(抜粋):
音声信号を処理するベースバンド部(101)と、前記ベースバンド部(101)で処理された音声信号を入力として基地局との間で通信を行う無線部(201)とからなり、前記無線部(201)が前記基地局への送信信号を生成する送信部(250)と、前記基地局からの送信信号を受信する受信部(220)とからなり、前記送信部(250)が前記ベースバンド部(101)から与えられる音声信号の変調および周波数変換のための混合を行う中間周波部(260)と、前記中間周波部(260)から出力される高周波信号を増幅してアンテナへ供給する高周波部(270)とからなり、前記高周波部(270)が前記中間周波部(260)から出力される高周波信号の利得を制御する利得制御器(271)と、前記利得制御器(271)の出力を電力増幅する電力増幅器(242)とからなり、前記ベースバンド部(101)が制御部を含み、前記制御部が、前記受信部(220)による受信信号の信号強度を検出するとともに、前記電力増幅器(242)の出力レベルを検出し、前記受信信号の信号強度に対応して前記電力増幅器(242)の出力レベルの目標値を設定し、前記電力増幅器(242)の出力レベルと前記電力増幅器(242)の出力レベルの目標値とを比較し、その比較結果に応じた利得制御電圧を前記利得制御器(271)に加えることにより、前記電力増幅器(242)の出力レベルが前記電力増幅器(242)の出力レベルの目標値に一致するように前記利得制御器(271)の利得を追従制御し、前記利得制御器(271)が高周波信号の信号入力部(34)と信号出力部(35)とを接続する少なくとも2個以上の直列の可変抵抗(51),(52)よりなる信号ライン(55)と、前記信号入力部(34)および前記信号出力部(35)と接地ライン(57)との間の各々に接続された並列の可変抵抗(53),(54)とからなり、利得制御電圧印加部(19)に印加された前記利得制御電圧により、前記可変抵抗(51),(52),(53),(54)の各々の利得を制御して、前記利得制御器(271)が前記電力増幅器(242)からの出力を実質的に連続で、かつ直線的に制御することを特徴とする携帯電話端末装置。
IPC (3件):
H04B 1/04 ,  H03H 7/24 ,  H04B 7/26 102
FI (3件):
H04B 1/04 E ,  H03H 7/24 ,  H04B 7/26 102
Fターム (18件):
5J026AA08 ,  5K060AA02 ,  5K060BB00 ,  5K060BB07 ,  5K060CC04 ,  5K060DD04 ,  5K060HH00 ,  5K060HH06 ,  5K060HH09 ,  5K060JJ00 ,  5K060JJ02 ,  5K060JJ08 ,  5K060LL01 ,  5K067AA23 ,  5K067BB04 ,  5K067CC10 ,  5K067EE02 ,  5K067GG08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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