特許
J-GLOBAL ID:200903093080523746

有機EL素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-121664
公開番号(公開出願番号):特開2002-008867
出願日: 2001年04月19日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 十分な輝度の発光、特に長波長における発光が得られ、優れた色純度、特にフルカラーディスプレイに用いるのに十分な色純度が得られ、かつ良好な発光性能が長期にわたって持続する耐久性に優れ、さらには温度による効率変動の少ない有機EL素子を提供する。【解決手段】 一対の電極間に少なくとも発光機能に関与する1種または2種以上の有機層を有し、前記有機層の少なくとも1層にはナフタセン系、テトラアリールジアミン系、アントラセン系、およびキノキサリン系有機物質から選択される1種又は2種以上と、下記式(V)で表される骨格を有する有機物質の1種又は2種以上とを同時に含有する有機EL素子。
請求項(抜粋):
一対の電極間に少なくとも発光機能に関与する1種または2種以上の有機層を有し、前記有機層の少なくとも1層には下記式(I)〜(IV)で表される基本骨格を有する有機物質から選択される1種又は2種以上と、下記式(V)で表される骨格を有する有機物質の1種又は2種以上とを同時に含有する有機EL素子。【化1】[式(I)中、Q1 〜Q8 は、それぞれ水素もしくは置換または非置換のアルキル基、アリール基、アミノ基、複素環基またはアルケニル基を表す。]【化2】[式(II)中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、それぞれアリール基、フルオレン基、カルバゾリル基、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基またはハロゲン原子を表し、R1 、R2 、R3 およびR4 のうちの少なくとも1つはアリール基である。r1、r2、r3およびr4は、それぞれ0または1〜5の整数であり、r1、r2、r3およびr4が同時に0になることはない。R5 およびR6 は、それぞれアルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アリール基またはハロゲン原子を表し、これらは同一でも異なるものであってもよい。r5およびr6は、それぞれ0または1〜4の整数である。]【化3】[式(III)中、A101 は、モノフェニルアントリル基またはジフェニルアントリル基を表し、これらは同一でも異なるものであってもよい。Lは水素もしくは単結合またはn価の連結基を表す。nは1〜4の整数である。]Qn -L101 (IV)[式(IV)中、Qは窒素原子を0〜2個含む六員芳香環が縮合したピラジニル基を表し、nは2または3であり、Qは各々同一でも異なるものであってもよい。L101は単結合またはn価の基を表す。nは1または2の整数である。]【化4】[上記式(V)中、X1 〜X10 およびL1 、L2 は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルキル基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルコキシ基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルキルチオ基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルケニル基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルケニルチオ基、置換または未置換のアラルキル基、置換または未置換のアラルキルオキシ基、置換または未置換のアラルキルチオ基、置換または未置換のアリール基、置換または未置換のアリールオキシ基、置換または未置換のアリールチオ基、置換または未置換のアミノ基、シアノ基、水酸基、-COOR1 基(基中、R1は水素原子、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルキル基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルケニル基、置換または未置換のアラルキル基、あるいは置換または未置換のアリール基を表す)、-COR2 基(基中、R2 は水素原子、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルキル基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルケニル基、置換または未置換のアラルキル基、置換または未置換のアリール基、あるいはアミノ基を表す)、あるいは-OCOR3 (基中、R3 は置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルキル基、置換基を有していてもよい直鎖、分岐または環状のアルケニル基、置換または未置換のアラルキル基、あるいは置換または未置換のアリール基を表す)を表し、さらに、X1 〜X10 およびL1 ,L2から選ばれる2つ以上の隣接する基は互いに結合あるいは縮合して、置換している炭素原子と共に、置換または未置換の炭素環式脂肪族環、芳香族環、あるいは縮合芳香族環を形成していてもよい。また、L1 ,L2 は単結合であってもよい。]
IPC (5件):
H05B 33/14 ,  C09K 11/06 610 ,  C09K 11/06 620 ,  C09K 11/06 650 ,  C09K 11/06 690
FI (5件):
H05B 33/14 B ,  C09K 11/06 610 ,  C09K 11/06 620 ,  C09K 11/06 650 ,  C09K 11/06 690
Fターム (11件):
3K007AB02 ,  3K007AB03 ,  3K007AB04 ,  3K007AB11 ,  3K007AB14 ,  3K007BA06 ,  3K007CA01 ,  3K007CB01 ,  3K007DA01 ,  3K007DB03 ,  3K007EB00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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