特許
J-GLOBAL ID:200903093124828302

二軸延伸スチレン系樹脂シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-135693
公開番号(公開出願番号):特開2006-274269
出願日: 2006年05月15日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】高い剛性、成形性及び耐衝撃性を備えたゴム含有二軸延伸スチレン系樹脂シートを提供する。【解決手段】ゴム成分に少なくともスチレン系単量体がグラフト重合したスチレン系グラフト共重合体を少なくとも含むスチレン系樹脂組成物で構成され、かつ縦及び横方向において、それぞれ1.2〜5倍の延伸倍率で二軸延伸された厚みが0.05〜0.5mm(特に0.05〜0.15mm)のスチレン系樹脂シートであって、スチレン系グラフト共重合体中のゴム成分について、膨潤度(SI)は、7.5〜20程度であり、グラフト率(g)が1.8〜5であり、膨潤度(SI)とグラフト率(g)との積(SI×g)が20〜80(特に20〜60)であり、かつ平均粒子径が0.5〜10μmである二軸延伸スチレン系樹脂シートを調製する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ゴム成分に少なくともスチレン系単量体がグラフト重合したスチレン系グラフト共重合体を少なくとも含むスチレン系樹脂組成物で構成され、かつ縦及び横方向において、それぞれ1.2〜5倍の延伸倍率で二軸延伸された厚みが0.05〜0.5mmのスチレン系樹脂シートであって、下記(1)〜(3)の要件を満たす二軸延伸スチレン系樹脂シート。 (1)スチレン系グラフト共重合体中のゴム成分について、膨潤度(SI)が7.5〜20であり、グラフト率(g)が1.8〜5であり、膨潤度(SI)とグラフト率(g)との積(SI×g)が20〜80であり、かつ平均粒子径が0.5〜10μmであること (2)スチレン系樹脂組成物中のゴム成分の含有量が0.7〜12重量%であること (3)延伸方向に沿ってシート面に対して垂直方向に切断したシート断面において、(i)ゴム成分の長軸がシート面に対して実質的に平行であり、ゴム成分の断面の長軸Lと短軸Sとの比で表されるゴム扁平度F(F=L/S)が5〜21.2であり、(ii)ゴム成分が層状の形態で分散しており、シートの平面から厚み方向に透視したとき、前記層状ゴム成分が少なくとも部分的に重複し、かつ(iii)断面の厚み方向に引いた直線を横切るゴム成分の数が1〜13/10μmであること
IPC (2件):
C08J 5/18 ,  B29C 55/12
FI (2件):
C08J5/18 ,  B29C55/12
Fターム (16件):
4F071AA22 ,  4F071AA77 ,  4F071BB08 ,  4F071BC01 ,  4F071BC12 ,  4F071BC17 ,  4F210AA13 ,  4F210AA45G ,  4F210AG01 ,  4F210AR12 ,  4F210AR20 ,  4F210QA02 ,  4F210QA03 ,  4F210QC05 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭56-37051号公報
  • 特開昭54-29381号公報
  • 特公昭55-35246号公報
審査官引用 (3件)

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