特許
J-GLOBAL ID:200903093157996740
プロピレン/エチレン-α-オレフィン系ブロック共重合体
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325174
公開番号(公開出願番号):特開平10-158351
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ランダム性に富んだ組成分布の狭いゴム状共重合体をブレンドすることなく、高剛性かつ耐衝撃性に優れたプロピレン/エチレン-α-オレフィンブロック共重合体を提供すること。【解決手段】ポリプロピレン成分(A)50〜95wt%と、エチレン-α-オレフィンランダム共重合体成分(B)5〜50wt%とがそれぞれブロック共重合してなる、プロピレン/エチレン-α-オレフィン系ブロック共重合体で、(A)は、13C-NMRで測定した[mmmm]分率が95%以上、0.5≦[η]≦5dl/g(135°C、テトラリン)、(B)は、C4〜18のα-オレフィン含量が、5〜40mol%で、下式で表せられるρ値が0.5〜1.5の範囲であるもの。一般式 ρ=2[E]・[A]/[EA]([E]はエチレンの、[A]はα-オレフィンの[EA]はエチレンとα-オレフィンのダイアッド連鎖のモル分率)。
請求項(抜粋):
下記ポリプロピレン成分(A)50〜95wt%と、エチレン-α-オレフィンランダム共重合体成分(B)5〜50wt%とがブロック共重合してなることを特徴とする、プロピレン/エチレン-α-オレフィン系ブロック共重合体。(A)ポリプロピレン成分13C-NMRで測定した[mmmm]分率が95%以上であるとともに、135°C、テトラリン中で測定した極限粘度([η])が0.5≦[η]≦5dl/gであるもの。(B)エチレン-α-オレフィンランダム共重合体成分α-オレフィンの炭素数が4〜18であり、α-オレフィン含量が、5〜40mol%であるとともに、下記一般式で表せられるρ値が0.5〜1.5の範囲であるもの。一般式 ρ=2[E]・[A]/[EA](式中、[E]はエチレンの含有モル分率、[A]はα-オレフィンの含有モル分率、[EA]はエチレンとα-オレフィンのダイアッド連鎖のモル分率を示す。)
引用特許:
前のページに戻る