特許
J-GLOBAL ID:200903093167050364

レーザにより増大された誘電泳動を利用した物体の位置特定のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 喜十郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-528965
公開番号(公開出願番号):特表2002-501208
出願日: 1999年01月21日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【目的】 検出器の誘電動的効果をレーザエネルギーを用いて増大させる。【解決手段】 生命体である人間および動物、ならびに非生命体の物体、例えばある種のプラスチックを含む、様々な物体の位置を特定するための方法および装置である。物体の位置特定は、物体もしくは対象物により固有に示される、3次元の一様でない電場の空間勾配パターンによって生じる力、その力により生じるトルク、加速度、振動、またはその力に由来する計測可能な他の量を観測および検出することにより行われる。レーザエネルギーを組み込むことにより、レーザを用いない装置と比較して検知能力が増大される。詳細にはレーザ輻射を含むことでレーザ輻射線の空気による吸収および他の特性によりかなり高誘電率の局所領域が創成され、それにより誘電動効果が増大する。これはまた誘電泳動力とそれにより生じるトルクとをかなり増大させ、かつ、物体または対象物によりレーザビーム領域に向かって発生される電場ラインの不均一性を差別的に方向付けすることにより応答時間を短縮させる。レーザの効果は、検知範囲、力およびそれにより検出器において生じるトルクの発現の大きさ、ならびに検出器の最大速度を増大させることにより誘電動性検知装置の動作性能を向上させる。
請求項(抜粋):
予め定められた種類の物体または対象物の位置を特定するための装置であって、 内室を有するハウジングであって、該内室の内部に第1の誘電体物質を有するハウジングと; 前記ハウジング上に配置されたレーザ輻射源と; ハンドルを形成する曲折した棒で、ハウジングの内室から延在し且つハウジング後端から出る第1端部を有する該棒と;を含み、 上記ハウジングおよびハンドルは、上記装置が、上記物体または対象物の示す固有の一様でない電場の平方による空間勾配の三次元パターンに応答して、誘電泳動力および該誘電泳動力により発現される計測可能な量を上記装置上に生じ、それにより該装置が該物体に対して特定の方向を示すように構成されている上記物体または対象物の位置を特定するための装置。
Fターム (10件):
2G059AA05 ,  2G059BB12 ,  2G059EE20 ,  2G059GG01 ,  2G059GG03 ,  2G059HH01 ,  2G059HH02 ,  2G059HH03 ,  2G059HH06 ,  2G059KK10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-120487
  • 定電圧発生回路及びそれを用いた半導体集積回路装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-310544   出願人:株式会社東芝, 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社
  • 電子監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-326631   出願人:リヒャルトシムコ, ギュンターブツケ, フランクシリング
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