特許
J-GLOBAL ID:200903093174168745
1,2-ブタンジオール及び1,4-ブタンジオールの製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-263339
公開番号(公開出願番号):特開平11-100338
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 焼却廃棄されていた粗1,2-ブタンジオール留分を簡便な方法で精製し、工業用に利用可能な高純度の1,2-ブタンジオールを1,4-ブタンジオールと同時に製造する方法の提供。【解決手段】 1,2-及び1,4-ジアセトキシブタンを含む混合物を加水分解し、引き続く蒸留によりブタンジオールを製造する方法において、同一の蒸留塔の上部から濃縮1,2-ブタンジオール酢酸エステル類を含む留分を、上部側流から高純度1,2-ブタンジオールを、中部側流から濃縮1,4-ブタンジオール酢酸エステル類を含む留分を留出させ、下部側流又は缶出より高純度1,4-ブタンジオールを得ると共に、1,2-ブタンジオール酢酸エステル類を含む留分及び/又は1,4-ブタンジオール酢酸エステル類を含む留分の少なくとも一部を加水分解工程に循環する。
請求項(抜粋):
1,2-ジアセトキシブタン及び1,4-ジアセトキシブタンを含む混合物を加水分解反応に付し、引き続く蒸留によりブタンジオールを製造する方法において、同一の蒸留塔の上部から濃縮された1,2-ブタンジオールの酢酸エステル類を含む留分を留出させ、上部側流から高純度の1,2-ブタンジオールを留出させ、中部側流から濃縮された1,4-ブタンジオールの酢酸エステル類を含む留分を留出させ、且つ蒸留塔の下部側流又は缶出より高純度の1,4-ブタンジオールを得ると共に、該1,2-ブタンジオールの酢酸エステル類を含む留分及び/又は該1,4-ブタンジオールの酢酸エステル類を含む留分の少なくとも一部を加水分解反応工程に循環することを特徴とする1,2-ブタンジオール及び1,4-ブタンジオールの製造方法。
IPC (5件):
C07C 31/20
, C07C 27/02
, C07C 29/80
, B01D 3/00
, C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 31/20 B
, C07C 27/02
, C07C 29/80
, B01D 3/00 A
, C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
特開昭52-019610
-
特開昭59-142801
-
1,4-ブタンジオールの精製方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-330469
出願人:三菱化成株式会社
全件表示
前のページに戻る