特許
J-GLOBAL ID:200903093241469372

タンク内張部材及びこの内張部材を用いた既設タンクの改修工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-261363
公開番号(公開出願番号):特開2001-080696
出願日: 1999年09月16日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 工数削減と作業負荷を低減しかつ精度の高い溶接によって信頼性の向上を図り、鋼板張りの既設タンクをステンレス化規制に適合するステンレス張りタンクに改修する。【解決手段】 ステンレス材を素材とし、上縁部11と一方側縁部13とに上縁嵌合凸縁部12と側縁嵌合凸縁部14とを一体に折曲形成してなる内張部材10が用いられる。上縁嵌合凸縁部12と側縁嵌合凸縁部14とは、既設鋼板張りタンクに組み付けられた状態において鋼板11の表面との間に、厚み寸法とほぼ等しい間隔を有する上縁嵌合空間部19と側縁嵌合空間部20とを構成する。各内張部材10は、嵌合空間部19,20内に相対する平坦側縁部15a、16aを嵌合して順次上下左右に組み合わされ、各嵌合凸縁部12、14と主面部17とに下向き溶接或いは立向き溶接が施されて一体化される。
請求項(抜粋):
ステンレス鋼板を素材として全体矩形に形成され、上縁部と一方側縁部とに断面形状が略L字状を呈する上縁嵌合凸縁部と側縁嵌合凸縁部とをそれぞれ一体に折曲形成してなり、前記上縁嵌合凸縁部と側縁嵌合凸縁部とは、既設鋼板張りタンクに組み付けられた状態において、それぞれの立上り部が鋼板表面との間に厚み寸法とほぼ等しい間隔を有する上縁嵌合空間部と側縁嵌合空間部とを構成し、前記嵌合空間部内に相対する平坦側縁部をそれぞれ嵌合することによって多数枚が順次上下左右に組み合わされるとともに、前記上縁嵌合凸縁部及び側縁嵌合凸縁部の凸縁部位と主面部とに溶接が施されて一体化されることによって、前記既設鋼板張りタンクの内張りを行うことを特徴とするタンク内張部材。
Fターム (10件):
3E070AA03 ,  3E070DA01 ,  3E070JB02 ,  3E070JC10 ,  3E070KA08 ,  3E070KA11 ,  3E070KB02 ,  3E070KC01 ,  3E070KC02 ,  3E070LA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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