特許
J-GLOBAL ID:200903093252364122

パルパーおよびロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田邊 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-276880
公開番号(公開出願番号):特開2007-084968
出願日: 2005年09月22日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】短時間で再生材を製造することができ、また、軽量異物を円滑に除去することのできるパルパーおよびパルパー用のロータを提供すること。【解決手段】ロータ4を回転させると、内側垂直刃432および外側垂直刃424の前方側に位置する古紙は粗くちぎられ、一部は内側垂直刃432および外側垂直刃424の後方側に回り込み、負圧により押さえ込まれるようにして下方側かつ外周側に案内されて水平刃423に導かれる。そして、水平刃423に導かれた古紙は、水平刃423とメッシュ板3との間の間隙で細かく砕かれて微細化される。また、キャップ部441の下部周面は内方に向かうように湾曲しているので、負圧によりキャップ部441の周囲から、軽量異物が吸い込まれるようにして排出管41内に入り込む。このように、パルパーでは、軽量異物を円滑に除去しながら再生材を製造する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
古紙および水を投入するための収容槽と、 前記収容槽の底部分に設けられたメッシュ板と、 前記メッシュ板上に回転可能に設けられた略円盤形状のロータと、を備えるパルパーであって、 前記ロータは、 前記略円盤形状の周縁から中心までの部分が山なりに盛り上がる山形状であって、 その周囲から水平方向に突出し、前記メッシュ板との間の間隙で古紙を細かく砕いて微細化するための複数の水平刃と、 その上面において、中心近傍から前記略円盤形状の周縁または前記水平刃の先端にわたって凸条を形成するように放射状に設けられた複数の垂直刃と、を具備し、 前記ロータを回転させることにより、前記垂直刃により水を攪拌しながら古紙を粗くちぎり、前記垂直刃の後方側に位置する古紙を負圧により水平刃に導いて微細化するようにしたことを特徴とするパルパー。
IPC (1件):
D21B 1/34
FI (1件):
D21B1/34
Fターム (1件):
4L055CA10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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