特許
J-GLOBAL ID:200903093287265399

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-039714
公開番号(公開出願番号):特開平9-226348
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】本発明は、精度を必要とせず、円滑な作動を損わず、全閉時、シールケースとロータリダンパを風もれなくシールできる車両用空調装置を提供する。【解決手段】本発明は、二つの吹出口22,23に近接した位置に、下部が開放した円筒形状のシールケース29をケーシング21の両側面に接触させて嵌め込み設置し、このシールケースに各吹出口と相対する通風口34,35を設け、シールケースの内面に通風口の一端側、通風口の他端側、通風口間にそれぞれ三つの半径方向に突出するシール壁36〜38を設置し、シールケースの内側に同ケースの中心を軸中心として回転可能な二つのロータリダンパ39,40を半径方向に二重に設け、このロータリダンパに各シール壁とシールケースの周方向から接離するシール面36a〜38aを設けて、各ロータリダンパの回動変位により、各通風口をシールケースの周方向の接離でシールして全閉させるようにした。
請求項(抜粋):
ケーシングの一端側に空気吸込口を設け、他端側に至る空気流路中に吸込み空気を温調する熱交換器を配設し、他端側に温調した空気を車室内に配風する第1、第2の吹出口を設けた車両用空調装置において、前記ケーシング中の前記熱交換器と第1、第2の吹出口との間の同吹出口に近接した位置に両端が閉塞され、前記熱交換器側に面する側面が前記空気流路と連なるように開放された円筒形状のシールケースをその両端を前記ケーシングの両側面に接触させて嵌め込み設置し、同円筒形状のシールケースの前記第1、第2の吹出口と相対する位置にそれぞれ第1、第2の通風口を設けると共に、同円筒形状のシールケースの内側壁の前記第1の通風口の一端側に第1のシール壁、前記2の通風口の他端側に第2のシール壁、前記第1と第2の通風口の間に第3のシール壁をそれぞれ半径方向に突出させて設置し、前記第1、第2の通風口に対し、前記円筒形状のシールケースの中心を軸中心として回転可能で、かつ前記第1、第2及び第3のシール壁と面接触して前記第1、第2の通風口を開閉するシール面を有する第1、第2のロータリダンパとを設置してなることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00
FI (2件):
B60H 1/00 102 J ,  B60H 1/00 102 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 回転式車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-231858   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭56-103609

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