特許
J-GLOBAL ID:200903093295272574

車両用乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-273814
公開番号(公開出願番号):特開平7-125600
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 車両用乗員保護装置におけるバックアップコンデンサからマイクロコンピュータへの給電回路である電源切り換え回路の作動を制御する駆動制御回路の半導体素子の全て診断できるようにする。【構成】 イグニッションスイッチのオフ直後におけるバックアップコンデンサ5からマイクロコンピュータ11への給電時間内に駆動制御回路が正常に作動したか否かについてマイクロコンピュータが判断して、正常に作動したと判断した場合には、その結果をメモリの所定の番地に書き込む。また、イグニッションスイッチのオン時にマイクロコンピュータはメモリの所定の番地に書き込まれているはずの前回の診断結果を読み込みチェックして、異常であると判断した場合にはその結果を図示されない表示装置を使用して運転者に知らせる。
請求項(抜粋):
バッテリ(1)からイグニッションスイッチ(30)を介して供給される電圧を昇圧して出力するDC・DCコンバータ(2)と、該DC・DCコンバータの出力側に接続されたバックアップコンデンサ(5)と、雷管(9)と、前記DC・DCコンバータ(2)の出力端子と前記雷管(9)との間に介挿されたスイッチ回路(8)と、加速度信号に基づいて衝突事故の大きさを判断して前記スイッチ回路(8)をオン、オフ制御するための制御信号を出力する衝突判断回路と、前記バッテリ(1)からイグニッションスイッチを介して給電されてDC・DCコンバータ(2)以外の回路のうち少なくても衝突判断回路に給電する回路系電源(15)と、前記雷管(9)等を少なくても診断して、故障内容を記憶せしめる診断回路と、前記バックアップコンデンサ(5)と前記診断回路の電源ラインとの間に介挿されて前記診断回路の電源異常時に該診断回路への給電を前記バックアップコンデンサ(5)に切り換える電源切り換え回路(13)と、前記イグニッションスイッチ(30)と電源切り換え回路(13)との間に介挿されて前記イグニッションスイッチ(30)のオフまたはそれと同等の現象を検出する駆動制御回路(17)とを備えてなる車両用乗員保護装置において、前記診断回路は前記駆動制御回路(17)から検出信号が出力されたとき、前記電源切り換え回路(13)が作動したことを記憶せしめ、かつ次に該イグニッションスイッチ(30)がオンされたときにその記憶内容を読み取り、異常の場合には警報信号を出力してなることを特徴とする車両用乗員保護装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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