特許
J-GLOBAL ID:200903093300007140

超短パルスレーザー発振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上島 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-051650
公開番号(公開出願番号):特開2001-244530
出願日: 2000年02月28日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】回転機構などのような機械的作動部分を設ける必要をなくして、安定した超短パルスレーザー発振を実現する。【解決手段】出射側ミラー10と全反射12ミラーとにより構成されるレーザー共振器と、励起レーザー光Aを入射する連続発振レーザー32と、レーザー発振可能な波長可変レーザー媒質18と、波長長可変レーザー媒質からの出射光Bが入射され波長選択用の結晶としての複屈折性の光音響光学結晶20と、電圧の印加による歪みに応じた周波数の音響波を光音響光学結晶に入力する圧電素子と、電圧を印加する電源24と、電源が圧電素子に印加する電圧の周波数を制御する制御手段とを有し、制御手段により電圧の周波数を制御して、電源により出射側ミラーと全反射ミラーとの間の距離と一致する周波数の電圧を圧電素子に印加するとともに、出射側ミラー10から出射されるレーザー光をレーザー共振器からの出射レーザー光Cとするようにしたものである。
請求項(抜粋):
対向して配置された所定の透過率を有する出射側ミラーと光を透過させずに反射する全反射ミラーとにより構成されるレーザー共振器と、前記レーザー共振器内に励起レーザー光を入射する連続発振レーザーと、前記レーザー共振器内に配設された所定範囲の波長域においてレーザー発振可能な波長可変レーザー媒質と、前記レーザー共振器内に配設され、前記波長可変レーザー媒質からの出射光が入射され、波長選択用の結晶としての複屈折の性質を有する光音響光学結晶と、前記光音響光学結晶に装着され、電圧が印加されると該印加された電圧の周波数に応じて歪み、該歪みに応じた周波数の音響波を前記光音響光学結晶に入力する圧電素子と、前記圧電素子に電圧を印加する電源と、前記電源が前記圧電素子に印加する電圧の周波数を制御する制御手段とを有し、前記制御手段により前記電源が前記圧電素子に印加する電圧の周波数を制御して、前記電源により前記出射側ミラーと前記全反射ミラーとの間の距離と一致する周波数の電圧を前記圧電素子に印加するとともに、前記出射側ミラーから出射されるレーザー光を前記レーザー共振器からの出射レーザー光とすることを特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
IPC (2件):
H01S 3/117 ,  H01S 3/098
FI (2件):
H01S 3/117 ,  H01S 3/098
Fターム (5件):
5F072AB20 ,  5F072KK30 ,  5F072PP10 ,  5F072RR01 ,  5F072SS08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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