特許
J-GLOBAL ID:200903093304526436

温度式膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122435
公開番号(公開出願番号):特開平9-089154
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、膨張弁の感温棒に対する雰囲気温度の影響を極力少なくし低圧冷媒の温度に依存してより正確に膨張オリフィスの開度を制御することができるようにした温度式膨張弁の提供を目的とする。【構成】 本発明の温度式膨張弁は、弁本体41が樹脂にて形成されると共に該弁本体41には、金属部材にて形成されたオリフィス47aと弁体48と該弁体を作動させる作動棒69とからなる絞り機構46と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷媒の温度に応じて絞り機構46を制御する制御機構54とを備えている。又、弁本体41と制御機構54とはかしめにて固着されている。又、弁本体41の配管取付フランジへの取付穴部70に金属製のカラー71が配置されている。又、感温棒65は第一の摺動孔63と第二の摺動孔64の二点支持により保持されている。
請求項(抜粋):
弁本体41と、蒸発器5に送り出す冷媒の流量を調整するための絞り機構46と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷媒の温度に応じて絞り機構46を制御する制御機構54とを備え、前記弁本体41は、冷媒を導入するための第一の流路42と、導入された冷媒を蒸発器に送り出すための第二の流路43と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷媒を通過させるための第三の流路44とを備え、前記絞り機構46は、第一の流路42と第二の流路43とを連通させるオリフィス47aと、そのオリフィス47aの開放量を調整するための弁体48とを有し、前記制御機構54は、ガスを封入した感熱室61と、その感熱室61内の圧力に応じて変位するダイヤフラム57とを有し、前記第三の流路44を流れる冷媒の温度を感熱室61内のガスに伝達し且つ、ダイヤフラム57の変位を弁体48に伝達する伝達部材を備えた温度式膨張弁において、前記弁本体41を樹脂で成形するとともに前記絞り機構46のオリフィス47aを金属部材47のインサート成形により形成したことを特徴とする温度式膨張弁。
IPC (2件):
F16K 31/68 ,  F25B 41/06
FI (2件):
F16K 31/68 S ,  F25B 41/06 R
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-041193   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭57-025356
  • 特開昭59-213758

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