特許
J-GLOBAL ID:200903093409740174
部品実装基板の外観検査用画像の保存方法および復元方法、ならびに画像保存処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
鈴木 由充
, 小石川 由紀乃
, 新田 研太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-123336
公開番号(公開出願番号):特開2009-273005
出願日: 2008年05月09日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】保存対象の画像のデータ容量を大幅に削減しても、検査領域や非検査領域内の変化部位について高い画質を維持でき、かつこれらを含む撮像時と同じ範囲の画像を復元できるようにする。【解決手段】外観検査に用いられた原画像Iを、各検査領域A,B,C,Dの画像GA,GB,GC,GDと非検査領域画像Hとに切り分け、画像GA,GB,GC,GDを個別の画像ファイルにして保存する。非検査領域画像Hについては、基準画像H0との差分演算により変化部位P,Qを検出し、これらを含む矩形領域RP,RQ内の画像を圧縮して保存する。このとき、変化部位P,Qの差分量が大きくなるほど圧縮率が低くなるようにする。画像を復元する際には、各圧縮画像HP,HQを復号し、復号された各画像と検査領域の画像GA,GB,GC,GDとを、それぞれ基準画像H0に合成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
所定の条件に基づき撮像され、生成された画像中のあらかじめ登録された複数の検査領域に対して外観検査が実施された部品実装基板について、前記撮像により生成された原画像をそのデータ容量を削減して保存する方法であって、
処理対象基板と同一構成の基準基板を検査時と同様の条件で撮像し、生成された画像全体、または全体画像から検査領域に相当する部分を除いたものを基準画像として登録する第1ステップと、
前記処理対象基板の原画像中の各検査領域の画像を、それぞれ個別に読み出すことが可能なデータ形式により当該領域の識別情報に対応づけて保存する第2ステップと、
前記原画像中の各検査領域を除いた画像を対象に、画素毎に前記基準画像の対応画素に対する差を求め、この差が所定のしきい値を上回る部位を検出する第3ステップと、
前記基準画像に対する差がしきい値を上回る部位が検出されたとき、検出された部位毎に、その部位を包含する所定大きさの矩形領域を圧縮対象領域として設定してこの圧縮対象領域に対する画像圧縮処理を実行し、生成された圧縮画像を前記圧縮対象領域の設定範囲を示す情報および画像の復号に必要な情報に対応づけて保存する第4ステップとが、
含まれており、
前記第4ステップでは、前記しきい値を上回る数値範囲を複数に分割して、値が大きい数値範囲ほど圧縮率が低くなるように各数値範囲にそれぞれ異なる圧縮率を対応づけ、原画像または原画像と基準画像との差画像中の前記圧縮対象領域に対し、当該領域内の前記しきい値を上回る差の値に対応する圧縮率による圧縮処理を実行する部品実装基板の外観検査用画像の保存方法。
IPC (4件):
H04N 7/18
, H04N 7/26
, H05K 13/08
, H05K 3/00
FI (4件):
H04N7/18 U
, H04N7/13 Z
, H05K13/08 U
, H05K3/00 Q
Fターム (36件):
5C054AA05
, 5C054DA08
, 5C054EA07
, 5C054EG10
, 5C054GB02
, 5C054HA03
, 5C059MA09
, 5C059PP01
, 5C059RE12
, 5C059SS11
, 5C059TA60
, 5C059TA73
, 5C059TB08
, 5C059TC02
, 5C059TC11
, 5C059TC34
, 5C059TC38
, 5C059TD03
, 5C059TD05
, 5C059TD15
, 5C059UA02
, 5C159MA09
, 5C159PP01
, 5C159RE12
, 5C159SS11
, 5C159TA60
, 5C159TA73
, 5C159TB08
, 5C159TC02
, 5C159TC11
, 5C159TC34
, 5C159TC38
, 5C159TD03
, 5C159TD05
, 5C159TD15
, 5C159UA02
引用特許:
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