特許
J-GLOBAL ID:200903093441428247

能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220350
公開番号(公開出願番号):特開平8-083084
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】適応アルゴリズムを用いた能動型騒音制御装置,能動型振動制御装置において、演算量を大幅に軽減できるようにする。【構成】コントローラ20を、基準信号x(k)と適応ディジタルフィルタW(k,m)の各フィルタ係数とを畳み込んで添字m毎に加算して駆動信号y(m)を生成し出力する駆動信号生成部21と、サンプリング・タイミングの度にインクリメントされる選択番号kc に従って複数K個の基準信号x(k)のうちから一つの基準信号x(kc )を選択する選択部22と、この選択部22で選択された基準信号x(kc )及び伝達関数フィルタC^(l,m)に基づき更新用基準信号r(kc ,l,m,n)を演算する更新用基準信号演算部23と、更新用基準信号r(kc ,l,m,n)及び残留騒音信号e(l,n)に基づき上記選択に対応したフィルタ係数W(k,m,l,n)を更新するフィルタ係数更新部24と、から構成する。
請求項(抜粋):
複数の騒音源から発せられた騒音と干渉する制御音を発生可能な制御音源と、前記複数の騒音源の騒音発生状態を検出し基準信号として出力する複数の基準信号生成手段と、前記干渉後の騒音を検出し残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、前記複数の基準信号生成手段に対応する複数の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号を前記適応ディジタルフィルタでフィルタ処理して前記制御音源を駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の伝達関数をモデル化したディジタルフィルタである伝達関数フィルタと、前記基準信号を前記伝達関数フィルタでフィルタ処理して更新用基準信号を生成する更新用基準信号生成手段と、サンプリング・タイミングの度に前記更新用基準信号及び前記残留騒音信号に基づいて前記干渉後の騒音が低減するように適応アルゴリズムに従って前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新する適応処理手段と、を備えた能動型騒音制御装置において、前記複数の基準信号生成手段から供給される複数の基準信号のうちの一部を前記サンプリング・タイミングの度に選択する選択手段を設け、前記更新用基準信号生成手段は、前記選択された基準信号に基づいて前記更新用基準信号を生成し、前記適応処理手段は、前記複数の適応ディジタルフィルタのフィルタ係数のうち、前記選択手段における前記選択に対応したフィルタ係数のみを更新することを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  G05B 13/02 ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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