特許
J-GLOBAL ID:200903093442793747

マルチビームFMレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 櫻井 俊彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-139553
公開番号(公開出願番号):特開平9-304519
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】〔課題〕 隣接して存在する複数の標的(車両など)を的確に弁別しながらビート周波数のペアリングと、対応の演算を実行することにより、各標的について距離と相対速度とを高精度で検出できるマルチビームFMレーダ装置を提供する。〔解決手段〕周波数が直線的に増減する周波数の上昇期間及び下降期間を有するFM信号の複数のビームのうち隣接するものどうしの一部を重ね合わせながら各ビームを異なる方向に送信すると共にそれぞれの反射波を受信して送信成分と混合してビート信号を発生させる送受信モジュール(10)と、上記上昇及び下降期間のそれぞれに出現するビート信号の周波数の対を作成し、作成済みの各対を演算することによって反射波を生じさせた物体までの距離若しくは相対速度又はその双方を検出する処理部(20)とを備えており、上記処理部(20)は、各ビームごとの検出結果を隣接ビームの検出結果に反映させる処理を実行する。
請求項(抜粋):
周波数が直線的に増減する周波数の上昇期間及び下降期間を有するFM信号の複数のビームのうち隣接するものどうしの一部を重ね合わせながら各ビームを異なる方向に送信すると共にそれぞれの反射波を受信して送信成分と混合し、ビート信号を発生させる送受信モジュールと、前記上昇及び下降の各期間内に出現するビート信号の周波数の対を作成し、作成済みの各対を演算することによって反射波を生じさせた物体までの距離若しくは相対速度又はその双方を検出する処理部とを備えたマルチビームFMレーダ装置において、前記処理部は、各ビームごとの検出結果を隣接ビームの検出結果に反映させる処理を行うことを特徴とするマルチビームFMレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-306279   出願人:トヨタ自動車株式会社

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