特許
J-GLOBAL ID:200903093470367419

クラッチカバー組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-361399
公開番号(公開出願番号):特開2000-179570
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 押圧部材のクラッチカバー側支点を移動させる摩耗補償機構において、クラッチカバー側支点の移動量を所望の値に正確に保つ。【解決手段】 クラッチカバー組立体4は摩耗補償機構18を備えている。摩耗補償機構18は、支持リング36をクラッチディスク組立体3側に付勢するための付勢機構31と、クラッチカバーに軸方向に移動可能に摩擦係止された停止機構32と、摩耗量検出機構33を有する。停止機構32は、付勢機構31を受けることで支持リング36が軸方向に移動するのを停止可能であり、クラッチディスク組立体3に摩耗が生じるとそちら側に移動して付勢機構31との間に隙間を形成する。摩耗量検出機構33は、摩耗が生じると停止機構32をクラッチディスク組立体3側に移動させて停止機構32と付勢機構31との間に軸方向隙間を形成させる。
請求項(抜粋):
入力フライホイール(2)の摩擦面に摩擦部材(3)を付勢することでクラッチ(1)を連結し、付勢を解除することで連結を解除するためのクラッチカバー組立体(4)であって、前記入力フライホイールに一体回転するように固定され前記摩擦部材に対して軸方向に対向して配置されるクラッチカバー(15)と、前記クラッチカバーと前記摩擦部材の軸方向間に配置されるプレッシャープレート(16)と、前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャープレートに対して前記クラッチカバー側から作用可能な押圧部材(17)と、前記摩擦部材に摩耗が生じるとクラッチレリーズ時に前記押圧部材の前記クラッチカバー側支点を前記摩耗に応じて前記摩擦部材側に移動させるための機構であって、前記支点を前記摩擦部材側に付勢するための付勢機構(31)と、前記クラッチカバーに軸方向に移動可能に摩擦係止され、前記付勢機構を受けることで前記支点が軸方向に移動するのを停止させることが可能な停止機構(32)と、前記摩擦部材に摩耗が生じると前記停止機構を前記摩擦部材側に移動させて前記停止機構と前記付勢機構との間に軸方向隙間を形成させる摩耗量検出機構とを有する摩耗補償機構(18)と、を備えたクラッチカバー組立体(4)。
IPC (2件):
F16D 13/60 ,  F16D 13/75
FI (2件):
F16D 13/60 Z ,  F16D 13/75 B
Fターム (8件):
3J056AA37 ,  3J056AA58 ,  3J056BA05 ,  3J056BB09 ,  3J056CD01 ,  3J056CD03 ,  3J056GA02 ,  3J056GA12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 摩擦クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-105637   出願人:株式会社エクセディ

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