特許
J-GLOBAL ID:200903093550064972

アミノリン脂質に対する抗体を用いる癌処置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-558843
公開番号(公開出願番号):特表2002-520295
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】アミノリン脂質(例えば、ホスファチジルセリンおよびホスファチジルエタノールアミン)が、腫瘍血管の管腔表面で接近可能な安定かつ特異的なマーカーであり、そして抗アミノリン脂質抗体単独の投与が、インビボで血栓、腫瘍壊死、および腫瘍後退を誘導するのに十分であるという驚くべき発見が開示される。従って、本発明は、腫瘍血管の特異的破壊における使用、および固形腫瘍の処置における使用のための抗アミノリン脂質抗体に基づく方法および組成物を提供する。このように種々の抗体結合体および組み合わせが提供されるが、裸の、すなわち結合体化されていない抗アミノリン脂質抗体の使用が本発明の特に重要な局面である。これは、アプローチの簡素性および有効性に起因する。
請求項(抜粋):
血管化腫瘍を有する動物への投与の際に腫瘍血管内皮細胞を殺傷するか、腫瘍血管系における凝固を誘導するか、または腫瘍血管系を破壊することにおける使用のための組成物であって、生物学的に有効な量の抗アミノリン脂質抗体またはその抗原結合領域を含み、ここで該抗アミノリン脂質抗体が、抗リン脂質自己免疫疾患を伴う患者から得られる抗ホスファチジルセリン抗体ではない、組成物。
IPC (7件):
A61K 39/395 ,  A61K 45/00 ,  A61K 47/48 ,  A61P 35/00 ,  A01K 67/027 ,  C07K 16/00 ,  C07K 16/28
FI (8件):
A61K 39/395 E ,  A61K 39/395 T ,  A61K 45/00 ,  A61K 47/48 ,  A61P 35/00 ,  A01K 67/027 ,  C07K 16/00 ,  C07K 16/28
Fターム (19件):
4C076AA95 ,  4C076CC27 ,  4C076DD63 ,  4C084AA16 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZB262 ,  4C085AA11 ,  4C085AA21 ,  4C085AA26 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045FA72 ,  4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
  • Int J Oncol, 1997, Vol.10, pp901-904
  • Int J Oncol, 1997, Vol.10, pp901-904
  • High expression of phosphatidylserine (PS) in MDS, secondary AML (sAML) and normal progenitors: Comp
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