特許
J-GLOBAL ID:200903093587728919

ポリ(ビニルアルコ-ル)を製造するためのポリ(ビニルアセテ-ト)の連続的製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-062793
公開番号(公開出願番号):特開平11-315113
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリビニルアルコールを連続的に製造する改良方法。【解決手段】 ポリビニルアセテート、ビニルアセテートおよび溶媒を含有するポリビニルアセテートペーストを、Tgよりは高いが、ポリビニルアセテートを劣化する温度よりは低い温度に加熱し、そして押出脱蔵装置のフラッシング領域に供給する。ビニルアセテートおよび溶媒は脱蔵装置のフラッシング領域にある排気口を通じてフラッシュする。所望によりこれらは重合反応器に循環することができる。フラッシング領域から流出する実質的に純粋なポリビニルアセテート融解物は脱蔵装置の混合領域に移送し、そこで加水分解性アルコールを含有する溶媒と混合して、けん化装置内で引き続いて処理するための溶液を生成する。
請求項(抜粋):
a) ポリ(ビニルアセテート)のガラス転移温度より高くまたこれの劣化または分解を起こす温度より低い温度にある、フラッシング領域と混合領域とを有する押出脱蔵装置にポリ(ビニルアセテート)、ビニルアセテートモノマーおよび溶媒を含むポリ(ビニルアセテート)ペーストを移送し、b) ポリ(ビニルアセテート)ペーストをフラッシング領域に移送し、c) フラッシング領域からビニルアセテートおよび溶媒をフラッシングして実質的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物を生成し、d) 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物が、フラッシング領域と混合領域との間にシールを形成するように、押出脱蔵装置の混合領域にこのポリ(ビニルアセテート)融解物を移送し、e) 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物を加水分解性アルコールを含有する溶媒と混合して均質なポリ(ビニルアセテート)溶液を生成し、そしてf) この均質なポリ(ビニルアセテート)溶液をけん化プロセスに移送する各工程からなる、前記ポリ(ビニルアセテート)ペーストからポリ(ビニルアルコール)を連続的に製造する方法。
IPC (3件):
C08F 8/12 ,  C08F 6/06 ,  C08F 16/06
FI (3件):
C08F 8/12 ,  C08F 6/06 ,  C08F 16/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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