特許
J-GLOBAL ID:200903093660364670

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-165073
公開番号(公開出願番号):特開2005-343010
出願日: 2004年06月02日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】 記録動作中に予備吐出動作が必要となるシリアルスキャン型のカラーインクジェット記録装置において、記録中の予備吐出動作に関わる時間を極力低減し、高精細な画像も高速に出力可能なインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供する。【解決手段】 記録中の予備吐出動作を、記録ヘッドの加速区間あるいは減速区間に設けられた予備吐出口に対して行い、その吐出回数は、各色のノズルが予備吐出口を通過する際の移動速度に応じてインク色ごとに設定する。これにより、狭い幅の予備吐出口であっても、記録ヘッドの走査を停止することなく必要な予備吐出を実行することが出来、記録中の予備吐出に関わる消費時間を極力低減しつつも、比較的小型な構成で高品位の画像を高速に出力することが可能となる。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
記録信号に応じてインクを吐出する複数の記録素子を有する記録素子列を、所定の方向に複数配列した記録ヘッドを用い、該記録ヘッドを前記所定の方向に移動走査しながら前記記録素子よりインクを吐出する記録主走査と、該記録主走査とは交差する方向に記録媒体を所定量搬送する副走査とを交互に繰り返すことによって、前記記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装置において、 前記記録主走査中に、前記記録ヘッドが停止状態から所定の速度に達するまでの加速区間と、該所定の速度で移動しつつ前記記録媒体に対しインクを吐出する等速区間と、前記記録ヘッドが前記所定の速度から停止状態に到達するまでの減速区間とを含むように、前記記録ヘッドの移動速度を制御する手段と、 前記加速区間または前記減速区間の少なくとも一方に設けられ、前記記録媒体に形成すべき画像とは無関係な記録信号に基づいて前記記録ヘッドより予備的に吐出されるインク滴を受容するための予備吐出口と、を具備し、 前記予備的に吐出されるインク滴の数は、前記記録素子列が前記予備吐出口を通過する際の移動速度に応じて、前記複数の記録素子列に対応して設定されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (2件):
B41J2/18 ,  B41J2/185
FI (1件):
B41J3/04 102R
Fターム (7件):
2C056EA01 ,  2C056EA14 ,  2C056EB49 ,  2C056EC54 ,  2C056FA10 ,  2C056JB04 ,  2C056JC23
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • インクジェット記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-280078   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開昭55-139269号公報

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