特許
J-GLOBAL ID:200903093661725056

液体噴射ヘッド、及び、その製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津久井 照保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-166324
公開番号(公開出願番号):特開2005-001211
出願日: 2003年06月11日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】ノズル開口の形成ピッチを従来より高密度化しても、流路隔壁の剛性を確保する。また、圧力室の流路抵抗を低減する。【解決手段】圧力室空部15には、圧力室12の全長に亘って形成されて、その一端がインク供給口を介してリザーバ11に連通された浅溝部20と、流路基板17の板厚方向に貫通して浅溝部20とノズル開口14との間を連通する貫通孔部21とを設ける。この貫通孔部21を、浅溝部20の先端とノズル開口14との間を連通する第1貫通孔部22と、浅溝部20の基端とノズル開口14との間を連通する第2貫通孔部23とから構成し、第2貫通孔部23を流路基板17の厚さ方向に対して斜めに延在する斜め貫通孔部とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
圧力室となる圧力室空部を、隔壁を挟んで複数列設してなる流路基板と、 前記流路基板の一方の面に接合され、前記圧力室空部における一側の開口を塞ぐ封止板と、 前記封止板とは反対側の面に個々の圧力室空部に対応して設けられ、該圧力室空部内に臨む状態で形成されたノズル開口と、 前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子とを有し、 前記圧力室内の液体に生じた圧力変動を利用することで、前記ノズル開口から液滴を吐出可能に構成した液体噴射ヘッドにおいて、 前記圧力室空部は、圧力室の全長に亘って形成されて、その一端が液体供給口を介してリザーバに連通された浅溝部と、前記流路基板を貫通して前記浅溝部とノズル開口との間を連通する貫通孔部とを有し、 該貫通孔部を、前記液体供給口とは反対側の浅溝部先端側と前記ノズル開口との間を連通する第1貫通孔部と、前記液体供給口側の浅溝部基端側と前記ノズル開口との間を連通する第2貫通孔部とから構成し、 前記第2貫通孔部を流路基板の厚さ方向に対して斜めに延在する斜め貫通孔部としたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
IPC (3件):
B41J2/045 ,  B41J2/055 ,  B41J2/16
FI (2件):
B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103H
Fターム (8件):
2C057AF33 ,  2C057AF40 ,  2C057AF93 ,  2C057AG02 ,  2C057AG33 ,  2C057AP23 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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