特許
J-GLOBAL ID:200903093714958244
ハイブリッド車両の降坂路走行制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
杉村 興作
, 藤谷 史朗
, 来間 清志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-255862
公開番号(公開出願番号):特開2008-074254
出願日: 2006年09月21日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】クラッチの出力側回転数を目標値に一致させる容量制御中、降坂路走行時にクラッチが解放されてモータ/ジェネレータによる回生制動が不可になるのを解消する。【解決手段】t1よりモータトルクTmの出力開始でクラッチの入力側回転数Niを上昇させ、t2よりクラッチを、トルク容量Tc2の上昇により締結させ始めて、クラッチの出力側回転数Noの上昇により走行を開始させ、t3よりトルク容量Tc2を、出力側回転数Noが目標値tNoに一致するよう制御する。t4以後、降坂路走行に移行してNoが上昇する結果、クラッチのスリップ制御により伝達トルク容量Tc2が0になって、クラッチが解放される。これによりクラッチの出力側回転数Noが降坂路走行故に上昇し、クラッチの入力側回転数Niに対し所定偏差内の回転数になるt5以後は(降坂路走行判定時以後は)、FLAG=2にしてクラッチの締結を指令する。クラッチの締結によりモータによる回生制動が可能となり、クラッチの出力側回転数No(車速)を上昇しないようにし得る。【選択図】図10
請求項(抜粋):
動力源としてエンジンおよびモータ/ジェネレータを具え、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間に伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチを介在させ、モータ/ジェネレータから駆動輪に至る変速機を含む車輪駆動系に伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチを挿置し、
エンジンを停止させ、第1クラッチを解放すると共に第2クラッチを締結することによりモータ/ジェネレータからの動力のみによる電気走行モードを選択可能で、第1クラッチおよび第2クラッチを共に締結することによりエンジンおよびモータ/ジェネレータの双方からの動力によるハイブリッド走行モードを選択可能なハイブリッド車両において、
前記第2クラッチの駆動輪側回転数が目標値となるよう該第2クラッチをスリップ制御している間、該第2クラッチが解放状態にされた後も該第2クラッチの駆動輪側回転数が上昇して第2クラッチのモータ/ジェネレータ側回転数に対し所定偏差内の回転数になった時、
第2クラッチを締結させて、第2クラッチおよび駆動輪間の車輪駆動系をモータ/ジェネレータにより回生制動させるよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両の降坂路走行制御装置。
IPC (10件):
B60W 10/02
, B60W 20/00
, B60W 10/06
, B60K 6/20
, B60W 10/08
, B60W 10/18
, B60K 6/48
, B60K 6/543
, B60K 6/547
, F16D 48/02
FI (10件):
B60K6/04 360
, B60K6/04 310
, B60K6/04
, B60K6/04 320
, B60K6/04 370
, B60K6/04 530
, B60K6/04 731
, B60K6/04 733
, F16D25/14 640A
, F16D25/14 640G
Fターム (13件):
3J057GA17
, 3J057GA67
, 3J057GB02
, 3J057GB10
, 3J057GB13
, 3J057GB14
, 3J057GB15
, 3J057GB21
, 3J057GB33
, 3J057GB36
, 3J057GE05
, 3J057HH01
, 3J057JJ01
引用特許:
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