特許
J-GLOBAL ID:200903093807014491

ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-020770
公開番号(公開出願番号):特開2004-231008
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】コラムハウジングを構成する内筒と外筒とが衝撃吸収のために摺動する際の摺動抵抗のばらつきを抑え、所望の衝撃吸収性能を高精度に実現する。【解決手段】適長に亘って内外に嵌合された内筒22及び外筒23を備えるコラムハウジング2において、外筒23の内周面に突設された抵抗突起24の軸長方向一側に、これよりも突出量が小さい外保持突起25を突設する。また内筒22の外周面に、外保持突起25に内側から当接する内保持突起26を突設し、この内保持突起26の軸長方向他側に凹部27を凹設して、抵抗突起25を受容させ、通常時には、外保持突起25及び内保持突起26とにより内筒22及び外筒23の同心性を保ち、二次衝突の発生時には、凹部27から外れた抵抗突起24が内筒22の外周面に摺接し、このとき発生する摺動抵抗により衝撃を吸収する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ステアリングホイールの回転トルクを舵取機構に伝達するコラム軸を、適長に亘って内外に嵌合された内筒及び外筒を備えるコラムハウジングの内部に支持し、前記外筒の内周面に突設された抵抗突起を前記内筒の外周面に圧接させて、車両の衝突時に前記ステアリングホイールを介して前記コラム軸に加わる二次衝突の衝撃エネルギを、前記抵抗突起による付与抵抗下にて生じる前記内筒及び外筒の軸長方向の摺動により吸収するステアリング装置において、前記外筒の内周面の前記抵抗突起の軸長方向一側に、該抵抗突起よりも小さい突出量を有して突設された外保持突起と、 前記内筒の外周面に突設され、前記外保持突起に当接する内保持突起と、 前記内筒の外周面の前記内保持突起の軸長方向他側に凹設され、前記外保持突起及び内保持突起の当接下にて前記抵抗突起を受容する凹部と を備えることを特徴とするステアリング装置。
IPC (1件):
B62D1/19
FI (1件):
B62D1/19
Fターム (2件):
3D030DE05 ,  3D030DE22
引用特許:
審査官引用 (1件)

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