特許
J-GLOBAL ID:200903093884112773

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085323
公開番号(公開出願番号):特開平8-285064
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 解放側油圧学習制御手段による学習制御作動の影響を防止することにより係合側油圧学習制御手段の学習制御動作を安定させることができる車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 判定手段166により、解放側油圧学習制御手段162による学習補正量ΔDSLU が零に収束していると判定されたときには、係合側学習制御許容手段168により係合側油圧学習制御手段164による学習補正が許容される。このように、学習補正量ΔDSLU が収束して解放側油圧学習制御手段162による学習制御が安定している状態で係合側の摩擦係合装置であるブレーキB2内のB2圧の学習制御が実行されるので、係合側油圧学習制御手段164による学習制御が安定し、その学習制御のハンチングが好適に防止される。
請求項(抜粋):
複数の油圧式摩擦係合装置の作動の組み合わせに従って複数種類のギヤ段が達成される自動変速機において、所定の油圧式摩擦係合装置を解放させると同時に他の油圧式摩擦係合装置を係合させるクラッチツウクラッチ変速における解放側の油圧式摩擦係合装置の油圧を低下させ且つ係合側の油圧式摩擦係合装置の油圧を増加させることにより所定のギヤ段から他のギヤ段へ変速させるクラッチツウクラッチ変速制御手段と、該所定のギヤ段から他のギヤ段への変速期間において発生するエンジン回転速度のオーバシュート量或いは前記自動変速機のタイアップを抑制するように解放側の油圧式摩擦係合装置の解放時の油圧を学習補正する解放側油圧学習制御手段と、前記所定のギヤ段から他のギヤ段への変速期間において変速の進行状態が所定の範囲内となるように係合側の油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習補正する係合側油圧学習制御手段とを備えた変速制御装置であって、前記解放側油圧学習制御手段による学習補正量が収束しているか否かを判断する判定手段と、該判定手段により前記解放側油圧学習制御手段による学習補正量が収束していると判定されたときに、前記係合側油圧学習制御手段による学習補正を許容する係合側学習制御許容手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/06 ,  F16H 59:42
FI (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/06
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る