特許
J-GLOBAL ID:200903093957907478

複列ボールチェインを備えた直線運動案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-177388
公開番号(公開出願番号):特開平10-002332
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】組立作業が容易にできると共にボールの一層の円滑な循環を図り得る複列ボールチェインを備えた直線運動案内装置を提供する。【解決手段】移動ブロック4に、軌道レール1から移動ブロック4を抜き出した際に、負荷ボール転走溝10に沿って並ぶ各ボール列3の一側が係合するボール保持部23,23を設け、ボール保持器23,23と複列ボールチェイン20との組み合わせにより各ボール列3,3のボールの脱落を防止すると共に、帯状の複列ボールチェイン20の端部の垂れ下がりを防止することを特徴とする。
請求項(抜粋):
軌道レールと、該軌道レールに多数のボールを介して移動自在に設けられる移動ブロックと、を備え、前記移動ブロックは、前記軌道レールの負荷ボール転走溝に対応する負荷ボール転走溝と並行して設けられた無負荷ボール戻し通路とを備えた移動ブロック本体と、該移動ブロック本体の両端部に設けられ前記負荷ボール転走溝と転動体戻し通路間を連通してボールの無限循環路を形成するボール方向転換路を構成する方向転換路構成部材とを備え、前記ボールは所定間隔を隔てて互いに平行に並べられる2列のボール列を少なくとも一組有し、該2列のボール列は帯状の複列ボールチェインによって保持されて前記無限循環路を循環するもので、前記複列ボールチェインは、2列のボール列の間に配置される可撓性の連結部材と、該連結部材の両側縁に設けられ各ボール列のボール間に挿入される間座部と、を備えた構成となっている複列ボールチェインを備えた直線運動案内装置において、前記移動ブロックに、軌道レールから移動ブロックを抜き出した際に、負荷ボール転走溝に沿って並ぶ各列のボールが係合するボール保持部を設け、該ボール保持器と複列ボールチェインとの組み合わせにより各列のボールの脱落を防止することを特徴とする複列ボールチェインを備えた直線運動案内装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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