特許
J-GLOBAL ID:200903093981288428

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119165
公開番号(公開出願番号):特開平10-305573
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 静電気力を駆動源とするインクジェットヘッドにおいて、振動板と電極間の接触による短絡防止を図ることができ、比較的簡単なプロセスでギャップ形成が可能なインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】 インクを吐出するためのノズルに連通する圧力室の一部を構成する振動板3と、ギャップを介して振動板3に対向して設けられる電極5を有し、振動板3と電極5との間に静電気力を発生させ、振動板を変形させてインクの吐出を行うようにしたインクジェットヘッドにおいて、第1の基板1と第2の基板2とが接合された構造を有し、第2の基板2には、電極5が配された凹部6が形成され、このとき凹部6の側壁には、電極5の上面よりも振動板3に近い位置に段差7を設けるようにして構成する。このような構成とすることにより、振動板3に充分な変形を生じさせても電極5と接触して短絡することがなく、安定したインク吐出を行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
インクを吐出するためのノズルに連通する圧力室の少なくとも一部の壁を構成する振動板と、ギャップを介して該振動板に対向して設けられる電極と、前記振動板と前記電極間に静電気力を発生させ、前記振動板を変形させる駆動手段とを備えるインクジェットヘッドにおいて、前記振動板を形成した第1の基板と、側壁及び底部壁よりなる凹部を形成し該底部壁に前記電極を形成した第2の基板とが接合された構造を有するインクジェットヘッドであって、前記凹部における前記底部壁と前記側壁に囲まれた空間が、前記振動板側から前記底部壁側に向って狭くなる形状を有するように、前記凹部を形成するようにしたことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (2件)

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