特許
J-GLOBAL ID:200903094016040673
差動制限トルク制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-042214
公開番号(公開出願番号):特開平7-246854
出願日: 1994年03月14日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 左右駆動輪速差情報に基づき左右駆動輪間の差動制限トルクを電子制御する差動制限トルク制御装置において、グリップ旋回時でのタイトコーナブレーキ防止と駆動輪の片輪空転が発生する走行時での高応答によるトラクション性能確保との両立を図ること。【構成】 左駆動輪検出値と右駆動輪検出値のうち大きいほうを選択して駆動輪速とする駆動輪速決定手段gを設け、決定した駆動輪速と算出した従動輪速の差である前後輪車輪速差が設定値以下である時、タイトコーナブレーキ防止制御を行ない、算出された前後輪車輪速差が設定値を超えている時、差動制限トルクの左右駆動輪速差比例制御を行なう差動制限トルク制御手段kを設けた。
請求項(抜粋):
左右駆動輪間に設けられ、外部からの制御指令に応じた差動制限トルクを付与する差動制限トルク付与手段と、左右の駆動輪と左右の従動輪の車輪速をそれぞれ検出する左駆動輪速検出手段,右駆動輪速検出手段,左従動輪速検出手段,右従動輪速検出手段と、左右の駆動輪速差を算出する左右駆動輪速差算出手段と、左駆動輪検出値と右駆動輪検出値のうち大きいほうを選択して駆動輪速とする駆動輪速決定手段と、左従動輪検出値と右従動輪検出値の平均値を算出して従動輪速とする従動輪速算出手段と、決定した駆動輪速と算出した従動輪速の差により前後輪車輪速差を算出する前後輪車輪速差算出手段と、算出された前後輪車輪速差が設定値以下である時、左右駆動輪速差の発生にかかわらず差動制限トルクをゼロもしくはゼロに近い小さな値に決定し、算出された前後輪車輪速差が設定値を超えている時、左右駆動輪速差に応じた差動制限トルクに決定する差動制限トルク決定手段と、前記差動制限トルク決定手段により決定された差動制限トルクが得られる制御指令を前記差動制限トルク付与手段に出力する差動制限トルク制御手段と、を備えていることを特徴とする差動制限トルク制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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車両のスリップ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-078001
出願人:マツダ株式会社
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特開昭62-175222
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特開平3-118230
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