特許
J-GLOBAL ID:200903094030473337
耐HIC性の優れた高強度高靱性鋼の製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128186
公開番号(公開出願番号):特開平8-325635
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 母材の強度、靱性の向上が図られると同時に、HAZ 部の靱性も確保できる耐HIC 性に優れた×80クラス鋼の製造方法を提供する【構成】 大きさが0.2 〜20μmのAl-Ti-Mn 3元系酸化物を主体とした酸化物が1mm2 あたり4個以上分散し、この酸化物が下記?@〜?E式のうち式?@?D?Eを満足するか、または式?@?A?B?Cを満足する鋼を、1000〜1250°Cの温度範囲に加熱した後、950 °C以下の累積圧下量を50%以上として780 〜900 °Cにて圧延を終了し、760 °C以上より冷却速度5〜50°C/secで、(i)350〜600 °Cまで水冷、その後放冷するか、あるいは(ii) 350°C以下まで水冷、その後600 °C以下で焼戻し処理をする。 (Ti+Mn+Al) > (酸化物粒子を構成する全金属元素) ×0.70(mol比) ・・・?@以下、Ti+Mn+Al=100 とした場合のmol 比にて(Ti+Mn) ≧80.0 mol% ・・・?A50.0mol%≧Mn≧7.0 mol % ・・・?B20.0mol%≧Al ・・・?C(Al+Mn) ≧40.0 mol% ・・・?D1.0≦ (Al/Mn)≦5.0 (in mol) ・・・?E
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.09%、 Si:0〜0.5 %、 Mn:1.00〜1.40%、P≦0.010 %、 S≦0.003 %、 Nb:0.005 〜0.060 %、Mo:0.05〜0.50%、 Ti:0.005 〜0.025 %、 Al≦0.02%、O:0.0010〜0.0070%、N:0.0005〜0.0100%、残部はFeと不可避的不純物からなる鋼組成を有し、かつ鋼材中に、大きさが0.2 〜20μmのAl-Ti-Mn 3元系酸化物を主体とした酸化物が1mm2 あたり4個以上分散し、この酸化物が下記?@〜?E式のうち式?@?D?Eを満足するか、または式?@?A?B?Cを満足する鋼を、1000〜1250°Cの温度範囲に加熱した後、950 °C以下の累積圧下量を50%以上として780 〜900 °Cにて圧延を終了し、760 °C以上より冷却速度5〜50°C/secで、(i)350〜600 °Cまで水冷、その後放冷するか、あるいは(ii) 350°C以下まで水冷、その後600 °C以下で焼戻し処理をすることを特徴とする耐HIC性の優れた高強度高靱性鋼の製造法。 (Ti+Mn+Al) > (酸化物粒子を構成する全金属元素) ×0.70(mol比) ・・・?@以下、Ti+Mn+Al=100 とした場合のmol 比にて(Ti+Mn) ≧80.0 mol% ・・・?A50.0mol%≧Mn≧7.0 mol % ・・・?B20.0mol%≧Al ・・・?C(Al+Mn) ≧40.0 mol% ・・・?D1.0≦ (Al/Mn)≦5.0 (in mol) ・・・?E
IPC (4件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/00
, C22C 38/14
FI (4件):
C21D 8/02 C
, C22C 38/00 301 F
, C22C 38/00 301 B
, C22C 38/14
引用特許: