特許
J-GLOBAL ID:200903094031485070

直交周波数分割多重伝送方式及びそれに用いる送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025501
公開番号(公開出願番号):特開平10-224659
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 伝送チャンネルの周波数帯域幅の取り得る値と、隣接チャンネル間干渉を軽減するためのガードバンドの所要帯域幅が与えられた場合に、最適な周波数ブロック帯域幅を決定して周波数資源を最大限有効利用する。【解決手段】 周波数帯域幅の差Wdを整数で割った値Bと、伝送チャンネル帯域幅のうち任意の1つからガードバンド幅を引いた値をBで割ったときの剰余Aの2種類の値を求め、各周波数ブロックの周波数帯域幅の取り得る値をpA+qB(pは0または1、qは0または正の整数)によって与えられる値に限定し、各チャンネルにはAを構成要素とするブロックが1個以上含まれるようにする。伝送チャンネル帯域幅が6MHz、7MHz、8MHzの場合、各ブロックの帯域幅を150kHzと500kHzの2種とすると、各伝送チャンネル帯域幅は500kHzブロックを11個、13個、15個と150kHzブロックを1個用いて利用可能な帯域幅を完全に使い切れる。
請求項(抜粋):
1つの伝送チャンネルで送られる複数の搬送波を複数の周波数ブロックに分割し、各周波数ブロックごとに誤り訂正方式、インタリーブ方式、各搬送波の変調方式、伝送される情報の内容のうち少なくとも1つをそれぞれ独立に設定し、伝送チャンネルの周波数帯域幅の取り得る値をW1、W2、...、Wmのm種類、それぞれの周波数間隔をWn-W(n-1)=Wd(Wdは正の実定数、n=2、3、...、m)とし、隣接チャンネル間干渉を軽減するためのガードバンドの所要周波数帯域幅を1つの伝送チャンネル当たりG0とし、隣接した搬送波間の周波数間隔をfdとしたとき、ガードバンドの周波数帯域幅GがG0に等しいかG0より大きな値となり、さらにWk-G(kは1、2、...、mの中から任意に選んだ整数)及びWdの両方がfdの整数倍となるようにG及びfdの値を定め、Wdを丁度割り切る任意の周波数帯域幅をB(WdはBの整数倍)とし、Wk-Gの値をBで割り、商を整数としたときの剰余をAとし、B及びAを共にfdの整数倍とし、前記各周波数ブロックの周波数帯域幅の取り得る値をpA+qB(pは0または1、qは0または正の整数)によって与えられる値に限定し、各周波数ブロックの周波数帯域幅をpA+qBの形で表現したとき、Aが非零の場合には、1つの伝送チャンネルの中に、p=1となる周波数ブロックが必ず1個以上含まれることを特徴とする直交周波数分割多重伝送方式。
IPC (2件):
H04N 5/00 ,  H04N 7/06
FI (2件):
H04N 5/00 B ,  H04N 7/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ディジタル信号の地上伝送方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-515408   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

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