特許
J-GLOBAL ID:200903094032495516

折曲げ加工装置における曲げ角度制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-313519
公開番号(公開出願番号):特開平11-147133
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 曲げ加工制御サイクル中の曲げ加工送り1回当たりの移動指令パルスを自動的に最適値に設定する折曲げ加工装置における曲げ角度制御方法および装置の提供。【解決手段】 曲げ加工送り1回当たりの移動指令パルスを工具テーブル17に送出する移動指令パルス送出手段27と、該工具テーブル移動指令パルスN1 と、ワークの曲げ角度変化量θ1 とをメモリーに登録したデータテーブルと、ワークWの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段33とを設け、現在角度θaと、目標曲げ角度θとから曲げ角度の偏差を求め、該偏差が基準外のとき、前記移動指令パルスN1 による曲げ加工後の曲げ角度θbを前記角度検出手段により検出し、前記移動指令パルスN1 をN1 *(θ1 /(θa-θb))に更新するデータテーブル更新手段31を設けたことを特徴とする折曲げ加工装置における曲げ角度制御装置。
請求項(抜粋):
パンチとダイとの間に位置決めされたワークに折曲げ加工を行う折曲げ加工装置における曲げ角度制御方法において、以下のステップからなることを特徴とする折曲げ加工装置における曲げ角度制御方法。(1)曲げ加工送り1回当たりの工具テーブル移動指令パルスN1 に対するワークの曲げ角度変化量θ1 との関係をデータテーブルとして制御装置のメモリーに記憶する。(2)現在角度θaを角度検出手段により検出する。(3)目標曲げ角度θと現在角度θaとの偏差Δθを演算により求め、該偏差Δθが基準以内か否かの判断を行い基準以内の場合には角度制御を完了処理する。(4)前記偏差Δθが基準外のときは、前記移動指令パルスN1 の工具テーブル移動指令を該工具テーブルのサーボモーターに送出して曲げ加工を行うと共に曲げ角度θbを前記角度検出手段により検出する。(5)移動指令パルスの補正係数γを計算式、γ=θ1 /(θa-θb)により演算して求め、前記データテーブルのN1 を、γ*N1 に更新し、前記(3)の条件を満足するまで前記(2)から(5)のルーチンを繰り返し実行する。
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る