特許
J-GLOBAL ID:200903094046354060

ポリメタキシリレンアジパミドの固相重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-036766
公開番号(公開出願番号):特開2000-234021
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 ボトル、シート、フィルム、繊維等の用途に好適な、ゲル又はフィッシュアイが極めて少ない、重合度の均質な中,高粘度のポリメタキシリレンアジパミドを単一つの加熱装置で製造できる固相重合方法を提供する。【解決手段】 メタキシリレンジアミンとアジピン酸から溶融状態で重縮合して得られた特定の相対粘度および末端基バランスを有するポリメタキシリレンアジパミドを、特定の水分濃度に調整後、回分式加熱装置を用いて加熱結晶化し、次いで特定範囲の粘度及び末端基バランスになるように固相重合する。
請求項(抜粋):
(1)メタキシリレンジアミンとアジピン酸の溶融状態での重縮合反応により得られ、かつ、下記式(A)および(B)を満足する結晶化度が13%以下のポリメタキシリレンアジパミドを回分式加熱装置に投入し、前記回分式加熱装置内の水分量の総和が前記ポリメタキシリレンアジパミドの0.2重量%以上となるように水分濃度を調整する工程、(2)水分濃度調整後、加熱装置伝熱面の最高温度を120°C以上230°C以下に制御しながら、酸素濃度が5容積%以下の雰囲気中で、加熱装置内から水分を除去することなく、前記ポリメタキシリレンアジパミドを60°C以上160°C以下に加熱して結晶化を進行する工程、及び(3)結晶化度が少なくとも15%に到達した後、前記回分式加熱装置内を500Torr以下に減圧し、融点より15°C以上低い温度に加熱し、下記式(B)及び式(C)を満足するポリメタキシリレンアジパミドを得る工程、を含むことを特徴とするポリメタキシリレンアジパミドの固相重合方法。式(A) 1.83≦相対粘度≦2.28(相対粘度は、樹脂1g を96%硫酸100ccに溶解し、25°Cで測定した値、式(C)において同じ)式(B) 8μeq/g≦([COOH]-[NH2 ])≦82μeq/g(〔COOH〕は末端カルボキシル基濃度(μeq/g)、[NH2 ]は末端アミノ基濃度(μeq/g)を表す)式(C) 2.30≦相対粘度≦4.20
Fターム (17件):
4J001DA01 ,  4J001DB01 ,  4J001DC14 ,  4J001EB08 ,  4J001EC47 ,  4J001FA01 ,  4J001FB03 ,  4J001FC03 ,  4J001FD01 ,  4J001GA15 ,  4J001GB01 ,  4J001GB02 ,  4J001GB03 ,  4J001GB04 ,  4J001JA01 ,  4J001JB02 ,  4J001JB50
引用特許:
審査官引用 (7件)
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