特許
J-GLOBAL ID:200903094091091070

セレン含有廃水もしくはセレン含有汚泥の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 幸吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023017
公開番号(公開出願番号):特開平11-221576
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】セレン含有廃水もしくは汚泥の廃棄処理について、セレンには4価と6価の存在形態があり、従来の方法はいずれも4価、もしくは6価の一方のセレンに対してのみしか有効でなかったり、4価と6価の双方のセレンに対して有効な場合でも、不完全な効果しか得られなかったり、高額なコストが掛かるといった問題があったので、比較的低額なコストで4価と6価の双方のセレンに対して有効な処理方法を提供する。【解決手段】1価の陰イオンを化学吸着できる化合物もしくは1価の陰イオンを化学吸着できる化合物を生成する化合物、2価のバリウムイオンと不溶性の化合物を形成する陰イオンを生成する溶解性の化合物もしくはその混合物並びに溶解して2価のバリウムイオンを生成するバリウム化合物もしくはその混合物を添加して攪拌することにより、廃水もしくは汚泥中のセレンを不溶性化合物として沈澱させて分離除去するか、或いは固体中に不溶性化合物として固定して処理するようにした。
請求項(抜粋):
セレン含有廃水もしくはセレン含有汚泥中に、1価の陰イオンを化学吸着できる化合物もしくは1価の陰イオンを化学吸着できる化合物を生成する化合物、2価のバリウムイオンと不溶性の化合物を形成する陰イオンを生成する溶解性の化合物もしくはその混合物並びに溶解して2価のバリウムイオンを生成するバリウム化合物もしくはその混合物を添加して攪拌することにより、廃水もしくは汚泥中のセレンを不溶性化合物として沈澱させて分離除去するか、或いは固体中に不溶性化合物として固定することを特徴とするセレン含有廃水もしくはセレン含有汚泥の処理方法
IPC (2件):
C02F 1/58 ,  C02F 11/00
FI (2件):
C02F 1/58 H ,  C02F 11/00 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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