特許
J-GLOBAL ID:200903094133443010

原料粒から軽い粒を分離する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-063917
公開番号(公開出願番号):特開2004-267939
出願日: 2003年03月10日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】プラスチック原料粒等から、軽い粒を選別回収する方法およびその方法を実施する装置を提供する。【解決手段】本発明による方法は、上から順に排気口、円筒状の1次分離空間、円錐状の2次分離空間、搬出口を備える縦形筒を用いて、原料粒から軽い粒を分離する。1次分離ステップは、分離対象である軽い粒を含む原料粒を1次空気と共に、前記円筒内に原料が前記円筒内壁面に沿って回転上昇させ、原料粒と一部の軽い粒は旋回による壁面との摩擦抵抗により一定流域内に滞留後自重で下方円錐部に落下させる。2次分離ステップは、前記1次分離ステップで下方の円錐部に落下してくる原料粒に対し、2次空気を吹き出して粒中の軽い物質を前記円筒空間に吹き上げる。そして搬出ステップで、前記円錐の下から軽い粒を除去した原料粒を連続的に取出す。2次空気を吹き出して3次分離ステップを追加することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
上から順に排気口、円筒状の1次分離空間、円錐状の2次分離空間、搬出口を備える縦形筒を用いて、原料粒から軽い粒を分離する方法であって、 分離対象である軽い粒を含む原料粒を1次空気と共に、前記1次分離空間内に原料が前記1次分離空間の円筒内壁面に沿って回転上昇する方向に導入し、前記原料粒中に混じっている軽い物質の大部分が管内の昇気流によって前記排気口に導かれ、原料粒と一部の軽い粒は旋回による壁面との摩擦抵抗により一定流域内に滞留後自重で2次分離空間に落下させる1次分離ステップと、 前記1次分離ステップで下方の前記2次分離空間の円錐部に落下してくる原料粒に対し、前記2次分離空間の下部にスリットから中心に向かって2次空気を吹き込み原料粒中の軽い物質を前記1次分離空間に吹き上げる2次分離ステップと、および 前記円錐部の下の搬出口から軽い粒を除去した原料粒を連続的に取り出す搬出ステップと、を含む原料粒から軽い粒を分離する方法。
IPC (2件):
B07B7/01 ,  B07B7/08
FI (2件):
B07B7/01 ,  B07B7/08
Fターム (8件):
4D021FA12 ,  4D021FA22 ,  4D021GA02 ,  4D021GA06 ,  4D021GA08 ,  4D021GA13 ,  4D021GA14 ,  4D021HA10
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 風力選別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-228609   出願人:松下電器産業株式会社
  • フロス分離器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-397485   出願人:住友ダウ株式会社, 株式会社日本アルミ
  • フロス分離器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-165142   出願人:株式会社日本アルミ, 住友化学工業株式会社
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