特許
J-GLOBAL ID:200903094143679136
可変周波数増幅器
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-380597
公開番号(公開出願番号):特開2007-185000
出願日: 2005年12月29日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】 MOSFET等の半導体素子をスイッチ素子として用い、正弦波信号発生部17から出力する高周波信号を増幅して出力するタイプの可変周波数増幅器において、高効率(スイッチング損失が小さい)のまま、部品数を削減して機器の小型化を図るのは容易ではなかった。【解決手段】 スイッチング損失を低減させるために、スイッチ部12の出力電圧Vinvと、スイッチ部12とトランス15との間に流れる電流Iinvとの位相差を可能な限り小さくさせる必要がある。本発明では、可変周波数で正弦波状の交流信号を出力する正弦波信号発生部17と、電流Iinvを検出する電流検出部14と、正弦波信号発生部17の出力信号に対する電流Iinvの位相差が、所定の位相差になるように、正弦波信号発生部17から出力する信号の周波数を制御する周波数制御手段とを備えた構成にすることによって、電圧検出部を不要にした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
容量性の負荷に高周波電力を供給する可変周波数増幅器において、
直流電圧供給手段と、
可変周波数で正弦波状の交流信号を出力する正弦波信号発生手段と、
前記正弦波信号発生手段から出力する信号を正方向の信号と負方向の信号に分け、それぞれに対して正方向の矩形波状の信号に変換し、前記正方向の信号に対応する第1スイッチ信号および前記負方向の信号に対応する第2スイッチ信号として出力する信号変換手段と、
前記信号変換手段から出力された第1スイッチ信号によってスイッチングする少なくとも1つのスイッチ素子と、第2スイッチ信号によってスイッチングする少なくとも1つのスイッチ素子とを有し、第1スイッチ信号および第2スイッチ信号に基づいて、これらのスイッチ素子を交互にスイッチングさせ、前記直流電圧供給手段から出力する直流電圧を矩形波状の交流電圧に変換して出力するスイッチ手段と、
前記スイッチ手段の後段に接続されたトランスと、
前記トランスと前記負荷との間に設けられた第1のインダクタと、
前記スイッチ手段と前記トランスとの間に流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記正弦波信号発生手段の出力信号および前記電流検出手段によって検出した電流を入力とし、前記正弦波信号発生手段の出力信号に対する前記電流検出手段によって検出した電流の位相差を求めて出力する位相差検出手段と、
前記位相差検出手段から出力された位相差が、所定の位相差になるように、前記正弦波信号発生手段から出力する交流信号の周波数を制御する周波数制御手段と、
を備えた可変周波数増幅器。
IPC (2件):
FI (2件):
H02M7/48 H
, H02M7/5387 Z
Fターム (7件):
5H007CB05
, 5H007CC23
, 5H007CC32
, 5H007DA03
, 5H007DB01
, 5H007DB07
, 5H007DC02
引用特許:
出願人引用 (1件)
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高周波電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-335243
出願人:株式会社ダイヘン
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