特許
J-GLOBAL ID:200903094201456703

磁性記録媒体の信号再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235885
公開番号(公開出願番号):特開平11-086372
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも第1〜3の磁性層が室温において交換結合して順次積層されており、第1磁性層は、第3磁性層に比べて相対的に磁壁抗磁力が小さな磁性膜からなり、第2磁性層は、第1磁性層および第3磁性層よりもキュリー温度の低い磁性膜からなる磁性記録媒体からの記録信号の再生方法において、再生用の光ビームによる媒体の加熱によって良好な高密度記録信号が得られる磁壁移動検出型の再生方法を提供する。【解決手段】 磁性記録媒体面上に、再生磁界を印加しつつ光ビームを照射し、第2磁性層のキュリー温度以上の温度領域を有する温度分布を形成し、温度領域を磁性記録媒体に対し相対的に移動させ、温度領域の移動方向前方端部では、第1磁性層の磁壁を温度領域内高温側へ磁性記録媒体に対し相対的に移動させ、温度領域の移動方向後方端部では、第1磁性層の磁壁を温度領域内に移動させない。
請求項(抜粋):
少なくとも、第1、第2、第3の磁性層が室温において交換結合して順次積層されており、該第1の磁性層は、該第3の磁性層に比べて相対的に磁壁抗磁力が小さな磁性膜からなり、該第2の磁性層は、該第1の磁性層および第3の磁性層よりもキュリー温度の低い磁性膜からなる磁性記録媒体からの記録信号の再生方法であって、該磁性記録媒体面上に、再生磁界を印加しながら光ビームを照射して、該第2の磁性層のキュリー温度以上の温度領域を有する温度分布を形成し、該温度領域を該磁性記録媒体に対して相対的に移動させ、該温度領域の移動方向前方端部においては、該第1の磁性層の磁壁を該温度領域内高温側へ該磁性記録媒体に対して相対的に移動させ、該温度領域の移動方向後方端部においては、該第1の磁性層の磁壁を該温度領域内に移動させないようにしたことを特徴とする信号再生方法。
IPC (2件):
G11B 11/10 586 ,  G11B 11/10 506
FI (2件):
G11B 11/10 586 C ,  G11B 11/10 506 A
引用特許:
出願人引用 (3件)

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