特許
J-GLOBAL ID:200903094203594097

可変容量型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-080502
公開番号(公開出願番号):特開平10-274153
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 最小吐出容量運転時において、カムプレートが駆動軸に対して重力方向にずれ落ちることがない可変容量型圧縮機を提供すること。【解決手段】 第1仮想平面H1は駆動軸16の軸線Lを含み、最小傾角状態にある斜板23を、上死点位置D1側と下死点位置D2側とに仮想的に二分割する。斜板23の重心Gは、第1仮想平面H1による上死点位置D1側の分割部分に設定されている。同重心Gの設定は、例えば、カウンタウエイト59の重量や、同カウンタウエイト59とヒンジ機構71との位置関係を調節すること等により行われる。
請求項(抜粋):
駆動軸には回転支持体が固定され、同じく駆動軸にはカムプレートが、その中央部に貫設された挿通孔を以って同駆動軸の軸線方向へスライド移動可能でかつ傾動可能に支持され、同カムプレートにはピストンが連結され、回転支持体とカムプレートとの間にはヒンジ機構が介在されており、同ヒンジ機構の案内により、カムプレートの傾角を最大傾角と最小傾角との間で変更することでピストンのストロークを変更して吐出容量を制御する構成の可変容量型圧縮機において、前記カムプレートが最小傾角の状態で、同カムプレートを駆動軸の軸線を含む仮想平面によって上死点位置側と下死点位置側とに二分割した場合、その重心が上死点位置側の分割部分に存在するように構成した可変容量型圧縮機。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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