特許
J-GLOBAL ID:200903094282274698

ミシンにおける被縫製体の送り機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239708
公開番号(公開出願番号):特開平10-057650
出願日: 1996年08月21日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 被縫製体を前方送りするベルトを備えたミシンにおいて、簡単な構成で、被縫製体の「返し縫い」ができるようにする。【解決手段】 作業台3の上面5上の被縫製体6を選択的に前方送り、もしくは後方送りさせる送り体15を設ける。上記送り体15の前方送りの動作に同期して駆動プーリ23が一方向に回転し、この駆動プーリ23に連動するベルト26の上記被縫製体6への接合部27が前方移動して上記被縫製体6を前方送りさせる。上記ベルト26の接合部27から上記駆動プーリ23に至る間のベルト26の部分35を解除可能に押圧して引張力を与えるテンショナー36を設ける。上記送り体15が後方送りの動作をしたとき、上記テンショナー36が上記ベルト26の部分35に対する押圧を解除する。
請求項(抜粋):
上面に被縫製体を摺動自在に載置可能とさせる作業台を設け、この作業台の上面の一部に対応して上記被縫製体を縫製する縫製部を設け、上記被縫製体が上記縫製部で縫製されるのに従い、同上縫製部近傍の上記被縫製体の下面に係脱自在に係合して上記被縫製体を選択的に前方送り、もしくは後方送りさせる送り体を設け、上記作業台側に駆動プーリと従動プーリとをそれぞれその軸心回りに回転自在に支承させると共に、これら駆動プーリと従動プーリとに環状のベルトを巻き掛け、上記ベルトの一部を上記送り体の近傍で上記被縫製体の上面に摩擦接合可能な接合部とし、上記送り体の前方送りの動作に同期して上記駆動プーリが一方向に回転し、この駆動プーリに連動する上記ベルトの接合部が前方移動して上記被縫製体を前方送りするようにしたミシンにおける被縫製体の送り機構において、上記ベルトの接合部から上記駆動プーリに至る間のベルトの部分を解除可能に押圧して引張力を与えるテンショナーを設け、上記送り体が後方送りの動作をしたとき、上記テンショナーが上記ベルトの部分に対する押圧を解除するようにしたミシンにおける被縫製体の送り機構。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る