特許
J-GLOBAL ID:200903094285449618

ステッピングモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211745
公開番号(公開出願番号):特開平10-056768
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、組立部品点数を増やすことなく、各ステータにおいて形成される磁気回路の強弱のばらつきをなくすとともに、ステータ間の磁気的な干渉を有効に防止することで、回転むらを抑制することを課題とする。【解決手段】 本発明のステッピングモータは、磁性体フレームの、内部ヨーク同士の相互間隔に対向する位置に、第1のステータ側と第2のステータ側との連絡部分の断面積を小さくする孔を形成することにより、一方のステータと他方のステータとを磁気的に導通させている連絡部分を狭め、両ステータ間における磁気的な干渉を抑制するようにして回転むらを小さくしている。また、磁性体フレームを、前記外部ヨークおよび前記内部ヨークの外周面を押圧状態に付勢する弾性体から構成することにより、磁性体フレームと、外部ヨークおよび内部ヨークとの密着性を向上させ、これらヨークと磁性体フレームとの間の磁気的な連結を確実に行うようにしている。
請求項(抜粋):
円環の内周縁に鋸歯状の極歯が突設されてなる外部ヨークと内部ヨークとが、互いの極歯同士が噛み合うように向き合わされ、その間に、コイルを巻回状態に保持する円筒状のボビンを挟持してなる第1のステータと、この第1のステータと同様に構成され、該第1のステータに対して、それぞれの内部ヨーク同士が相互間隔をおいて同軸上に並べられた第2のステータと、前記外部ヨークと前記内部ヨークとに当接した状態で前記両ステータの外周面を覆う円筒状の磁性体フレームと、前記両ステータの中央空間部に内挿されたロータとを備えるステッピングモータにおいて、前記磁性体フレームは、前記内部ヨーク同士の相互間隔に対向する位置に、前記第1のステータ側と第2のステータ側との連絡部分の断面積を小さくする孔が形成されていることを特徴とするステッピングモータ。
IPC (2件):
H02K 37/14 535 ,  H02K 1/12
FI (2件):
H02K 37/14 535 B ,  H02K 1/12 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ステッピングモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-350180   出願人:日本精機株式会社

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