特許
J-GLOBAL ID:200903094306319620

バルブタイミング可変装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079601
公開番号(公開出願番号):特開平11-280422
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 遊星歯車機構を有したバルブタイミング可変装置において、組付性およびメンテナンス性を向上させる。【解決手段】 カムプーリ2とカムシャフト1との遊星歯車機構10を介設し、クランクシャフトの回転を遊星歯車機構10を介してカムシャフト1に伝動させつつ、電動モータ30により遊星歯車機構10のサンギヤ11を回転駆動させることによりカムプーリ2に対するカムシャフト1の位相を変化させるようにした。カムプーリ2はキャリア12の外周側にベアリング20a,20bを介して回転自在に一体に設けた。そして、このカムプーリ2にリングギヤ14を締結固定することによりカムプーリ2、キャリア12及びリングギヤ14を一体化した。キャリア12には、サンギヤ11の受入れ部分としての小径部とカムシャフト1の取付け部分としての大径部を前後に有する貫通孔16を設けた。
請求項(抜粋):
伝動部材を介してクランクシャフトに駆動連結される駆動輪とカムシャフトとの間に、サンギヤとプラネタリギヤを支持するプラネタリキャリアとリングギヤとから構成される遊星歯車機構が介設されるとともに、上記サンギヤに回転位相変更用駆動手段が接続され、クランクシャフトの回転を上記遊星歯車機構を介してカムシャフトに伝動させつつ上記駆動手段によるサンギヤの回転駆動に応じて上記駆動輪に対するカムシャフトの位相を変化させるように構成されたバルブタイミング可変装置において、上記リングギヤおよびプラネタリキャリアの二部材が軸受部材を介して内外に相対回転自在に一体に嵌装され、これら二部材のうち外周側の部材に上記駆動輪が一体に設けられている一方、内周側の部材に、上記カムシャフトに対する固定部が設けられるとともに上記サンギヤの受入部が一体に設けられ、上記固定部および受入部がそれぞれ上記カムシャフトおよびサンギヤに対して脱着可能に構成されていることを特徴とするバルブタイミング可変装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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