特許
J-GLOBAL ID:200903094317886276

スペクトラム拡散無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265678
公開番号(公開出願番号):特開平11-112464
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 周辺環境の変化に応じて、通信品質の良好な拡散符号を選択して通信を行なうスペクトラム拡散無線通信装置を提供する。【解決手段】 2台の通信装置間で、一方ではROM15にある測定用データパターンを送信し、他方では受信したデータパターンを正誤判定してデータ誤り率を算出する。送信用拡散信号発生部3及び受信用拡散信号発生部9に設定する拡散符号毎のデータ誤り率を算出し、その値の最も小さい拡散符号を使用して通信を行なうようにする。温度センサ19による装置の周囲温度の測定値の変化から、データ誤り率を実測データに基づいて通常通信時におけるものに補正してから判断するようにしても良い。また、通信の待機時に拡散符号を切り換えて受信動作を行ない、同期検出部13による同期検出回数の多い拡散符号は、他の通信が使用しているとの判断により通信時の設定を避けるようにする。
請求項(抜粋):
情報信号を拡散符号系列信号で拡散変調して得られるスペクトラム拡散信号を相手方の通信装置へ送信する送信手段と、該相手方の通信装置から送信されたスペクトラム拡散信号を受信し拡散符号系列信号で逆拡散変調して情報信号を得る受信手段とを有するスペクトラム拡散無線通信装置において、拡散信号生成データを設定することにより該拡散信号生成データに関する前記拡散符号系列信号を発生させる拡散信号発生手段と、前記拡散信号生成データを前記拡散信号発生手段に設定するときの前記通信装置間の通信品質を該拡散信号生成データ毎に測定する値により設定する通信品質設定手段と、前記通信品質が最も良好な通信品質であることを示す拡散信号生成データを通信時に前記拡散信号発生手段に設定する最適拡散信号生成データ設定手段と、を有することを特徴とするスペクトラム拡散無線通信装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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