有機性汚水の生物処理装置および生物処理方法

発明者： , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：吉嶺桂 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-367452
公開番号（公開出願番号）：特開平11-169886
出願日： 1997年12月08日
公開日（公表日）： 1999年06月29日
要約：

【要約】【課題】汚水処理系の嫌気性ろ床槽や沈殿槽で生じる汚泥を悪臭を生じさせることなく処理して循環汚泥等に再利用できる有機性汚水の生物処理装置と生物処理方法を提供する。【解決手段】汚水処理系の嫌気性ろ床槽20で発生した汚泥と沈殿槽40で発生した汚泥とを汚泥受槽60に導入した後に汚泥循環槽70に送り出し、この汚泥を汚泥循環槽70と汚泥接触槽80との間を循環させ、汚泥接触槽80で腐植質ペレットと接触させて散気処理する有機性汚水の生物処理装置であって、汚泥循環槽70から培養させた汚泥の一部を汚泥受槽60に返送して汚泥受槽60において嫌気性ろ床槽20で発生した汚泥や沈殿槽40で発生した汚泥と空気攪拌して混合し、汚泥の濃度や質を均一化し、汚泥循環槽70内の汚泥を分離液槽100に送り出し、分離液槽100で汚泥を沈降分離して上澄み液である腐植質を含む分離液を前処理槽10に返送するように構成した。

請求項（抜粋）：

有機性汚水に腐植質を含む分離液および/または腐植質を含む分離液を混合する前処理槽と、該前処理槽の処理水を嫌気条件下で生物膜処理する嫌気性ろ床槽と、該嫌気性ろ床槽の処理水に生物膜処理する接触曝気槽と、該接触曝気槽の処理水を沈殿処理して生物膜汚泥を分離する沈殿槽とを有する有機性汚水の生物処理装置において、前記嫌気性ろ床槽および前記沈殿槽から汚泥を受け入れて貯留し、貯留汚泥に攪拌処理を行う汚泥受槽と、汚泥に種々の金属類を含む腐植質ペレットを接触させて散気処理し、汚泥に好気性生物反応を行う汚泥接触槽と、前記汚泥受槽から汚泥を受け入れて汚泥を該汚泥受槽との間で循環させるとともに、前記汚泥接触槽に汚泥を送出して該汚泥接触槽との間で汚泥を循環させて汚泥を調質する汚泥循環槽と、該汚泥循環槽から汚泥を受け入れて沈降処理を行い、該汚泥から分離された腐植質を含む分離液を前記前処理槽に返送する分離液槽と、を設けたことを特徴とする有機性汚水の生物処理装置。

IPC (2件)：

C02F 3/30 ZAB , C02F 11/02

FI (2件)：

C02F 3/30 ZAB B , C02F 11/02

引用特許：

出願人引用 (4件)

特開平4-310297
特開平3-207496
有機性廃水の処理方法および処理装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-134611 出願人：日本石油株式会社, 株式会社新潟鉄工所

全件表示

審査官引用 (7件)

特開平4-310297
特開平4-310297
特開平3-207496

全件表示

前のページに戻る