特許
J-GLOBAL ID:200903094365615632

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-042615
公開番号(公開出願番号):特開2006-226457
出願日: 2005年02月18日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 バルブ室42内の圧力が開弁圧まで下がるとスプリング力によって開弁する圧力感応弁として機能する第2バルブ7の信頼性を向上させることを課題とする。【解決手段】 第2バルブ7の端面および内部にゴムモールドされたモールドゴム9のゴムシール部91の表面にシールリップ部94を形成し、このシールリップ部94の形状をシール方向に対して45°程度だけ傾けた略直角三角柱形状とした。これにより、第2バルブ7の閉弁時のモールドゴム9のゴムシール部91の反発力が、コイルスプリング10の付勢力よりも小さくなる。このため、第1バルブ6の開弁直後に第2バルブ7が樹脂ハウジング5の弁座より浮き上がることなく、バルブ室42内の圧力が設定された開弁圧まで下がるまで、モールドゴム9のシールリップ部94が粘り強く、樹脂ハウジング5の弁座に密着し続ける。したがって、第2バルブ7の開弁時期のばらつきが小さくなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)通電されると起磁力を発生するコイルを有する電磁駆動部と、 (b)内部に流体通過口が形成された筒状の弁座を有するハウジングと、 (c)このハウジングの軸線方向に付勢力を発生するスプリングと、 (d)前記ハウジング内に軸線方向に往復移動自在に収容されて、前記コイルの起磁力によって軸線方向の一方側に吸引されて開弁する第1バルブと、 (e)前記ハウジング内に軸線方向に往復移動自在に収容されて、前記第1バルブが開弁することで閉弁方向に作用する圧力が所定値まで低下した際に、前記スプリングの付勢力によって軸線方向の一方側に付勢されて開弁する第2バルブと を備えた電磁弁において、 前記第2バルブは、前記ハウジングの弁座に対向する端面に、前記第2バルブの閉弁時に前記ハウジングの弁座に着座して、前記ハウジングの弁座と前記第2バルブとの間を気密的に封止するシールゴムを有し、 前記シールゴムは、前記第2バルブの閉弁時に開弁方向に反発力を発生するゴム系弾性体よりなり、 前記第2バルブの閉弁時の前記シールゴムの反発力を、前記スプリングの付勢力よりも小さくしたことを特徴とする電磁弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 ,  F16K 31/42
FI (3件):
F16K31/06 305L ,  F16K31/06 305N ,  F16K31/42 Z
Fターム (31件):
3H056AA01 ,  3H056BB03 ,  3H056BB08 ,  3H056CA02 ,  3H056CC07 ,  3H056CD02 ,  3H056GG04 ,  3H056GG18 ,  3H106DA07 ,  3H106DA12 ,  3H106DA13 ,  3H106DA23 ,  3H106DA34 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DB39 ,  3H106DC02 ,  3H106DC19 ,  3H106DD08 ,  3H106EE05 ,  3H106EE24 ,  3H106EE39 ,  3H106GA02 ,  3H106GB09 ,  3H106GB17 ,  3H106GB18 ,  3H106GC10 ,  3H106GC14 ,  3H106KK17
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-049447   出願人:株式会社デンソー

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