特許
J-GLOBAL ID:200903094394224740

カラー画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301305
公開番号(公開出願番号):特開平10-136221
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 色変換処理速度を低下させることなく、原稿を構成する色材の種別および出力画像を観察する際の照明条件にかかわらず、原稿と出力画像との色の見え方の一致度を向上させる。【解決手段】 記憶装置部13には、原稿1に用いられる数種の色材についての分光データを保存しておき、利用者は分光データ指定部14で、実際に原稿1に用いられた色材がいずれの種類のものであるかを指示する。記憶装置部23には、補正前の変換パラメータとともに、ハードコピー2を観察する際の数種の観察照明光についての分光エネルギーデータを保存しておき、利用者は分光データ指定部24で、実際にハードコピー2を観察する際の観察照明光3がいずれの種類のものであるかを指示する。色変換処理部25は、利用者により指示された種類の色材の分光データおよび観察照明光の分光エネルギーデータによって補正前の変換パラメータを補正し、その補正後の変換パラメータによって入力処理部15からのカラー画像信号を色変換する。
請求項(抜粋):
光源と光学センサを有し、カラー原稿を光学的に読み取って電気的な入力カラー画像信号に変換するカラー画像入力手段と、前記入力カラー画像信号が色変換されて得られる出力カラー画像信号によって出力画像を印字出力または表示出力するカラー画像出力手段と、前記光源の分光エネルギーデータ、前記光学センサの分光感度データ、前記カラー原稿に用いられる複数種類の色材についての分光データ、前記入力カラー画像信号を色変換するためのパラメータを決定する際の基礎となる補正前の変換パラメータ、この補正前の変換パラメータを決定した際に用いた照明光の色値、および前記出力画像を観察する際の複数種類の観察照明光についての分光エネルギーデータを記憶した記憶手段と、実際に前記カラー画像入力手段に読み取らせるカラー原稿に用いられた色材の種類、および実際に前記出力画像を観察する際の観察照明光の種類を、指示または特定する指定手段と、前記記憶手段から読み出された、前記光源の分光エネルギーデータ、前記光学センサの分光感度データ、および前記色値と、前記指定手段により指示または特定されて前記記憶手段から読み出された、色材についての分光データ、および観察照明光についての分光エネルギーデータとによって、前記補正前の変換パラメータを補正して、その補正後の変換パラメータを前記入力カラー画像信号を色変換するためのパラメータとするパラメータ決定手段と、その決定された補正後の変換パラメータを用いて前記入力カラー画像信号を色変換する色変換処理手段と、を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/60 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/46
FI (3件):
H04N 1/40 D ,  G06F 15/66 310 ,  H04N 1/46 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • カラー画像記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-068532   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 画像処理装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-281876   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像入出力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-180036   出願人:セイコー電子工業株式会社
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