特許
J-GLOBAL ID:200903094399199123

魚釣用リール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274563
公開番号(公開出願番号):特開平10-323149
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】キャスティング初期はスプール回転速度上昇を大きくして仕掛け飛距離を増大出来、中期は上記回転速度を適度に制御し釣糸バックラッシュ現象発生を防止し、終期は上記回転速度の制動の急激な緩みによる釣糸バックラッシュ現象の発生を防止出来、構造が簡易である魚釣用リールを提供することである。【解決手段】スプール10と回転しその回転中心線に沿い移動自在な移動部材14aにおいて上記回転により生じる遠心力でスプールの半径方向外方に向かう制動片14bと;リール本体において遠心力が生じた制動片と摺接して摩擦制動力を生じる環状制動部材14dと;上記遠心力で移動部材を上記中心線に沿った一方向に駆動する駆動手段15と;移動部材を上記中心線に沿った他方向に付勢する付勢手段34と;移動部材とともに上記中心線に沿い移動する制動片と環状制動部材との間の摩擦制動力を変化させる摩擦制動力変化手段15と;を備える。
請求項(抜粋):
釣糸が解放自在に巻き付けられるスプールと;スプールを回転自在に保持しており、スプールの自由な回転を許容しスプールからの釣糸の放出を許容するスプール自由回転状態とスプールに回転力を伝達しスプールに釣糸を巻き取らせるスプール駆動状態とを選択的に設定する回転力伝達手段を有したリール本体と;スプールに設けられ、スプールとともに回転し、スプールの回転中心線に沿って移動自在である移動部材と;移動部材に設けられ、スプールの半径方向に移動自在であり、スプールの回転に伴い発生する遠心力によりスプールの半径方向の外方に向かい移動する制動片と;リール本体に設けられ、移動部材の移動にともなう上記回転中心線に沿った方向における制動片の移動の範囲内で上記半径方向の外方から制動片に対向し、遠心力により上記半径方向の外方に向かい移動した制動片と摺接して摩擦制動力を生じさせる環状制動部材と;スプールの回転に伴い発生する遠心力により移動部材を上記回転中心線に沿った一方向に移動させる移動部材駆動手段と;移動部材を上記回転中心線に沿った他方向に付勢する付勢手段と;移動部材の移動にともなう上記回転中心線に沿った方向における制動片の移動により、制動片と環状制動部材との間に生じる摩擦制動力の大きさを変化させる摩擦制動力変化手段と;を備えたことを特徴とする魚釣用リール。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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