特許
J-GLOBAL ID:200903094451192205

移動通信ダイナミックセキュアグルーピング通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-078543
公開番号(公開出願番号):特開平11-262069
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 グループの構成が常に変化する移動通信のグループ通信において、同報メッセージの秘密を確保するためのグループ鍵を不要にする。【解決手段】 端末A,B,Cからなるグループ(a)において、端末Aから端末B,Cにグループ通信を行なう場合(b)、メッセージを送信単位に分割して、送信単位ごとに異なる共通暗号鍵により暗号化する。共通暗号鍵を端末Aと端末Bの公開暗号化鍵で暗号化する。暗号化されたメッセージと、各端末B,Cごとに暗号化された複数の共通暗号鍵をまとめて各受信端末B,Cに同報送信する。受信端末B,Cでは、公開鍵の復号鍵で共通暗号鍵を復号し、復号した共通暗号鍵でメッセージを復号する。他の端末は、共通暗号鍵を復号できず、送信単位の異なる共通暗号鍵も使えないので、メッセージの秘密は確保できる。端末Bから送信する場合(c)、端末Cから送信する場合(d)も同様である。端末対応の公開鍵を使い、グループ鍵を必要としないので、公開鍵の復号化鍵のみを秘密に保管するだけでグループ通信の秘密を確保することができる。
請求項(抜粋):
複数の通信端末からなる移動通信ダイナミックセキュアグルーピング通信方式において、各通信端末は、送信メッセージを所定の長さのメッセージ単位に区切る手段と、前記メッセージ単位ごとに共通暗号鍵で暗号化する手段と、前記共通暗号鍵を送信先通信端末対応の個別暗号化鍵で暗号化する手段と、1つの暗号化メッセージ単位と前記個別暗号化鍵で暗号化した複数の共通暗号鍵とを組にして複数の通信端末からなるグループに同報通信を行なう手段とを具備することを特徴とする移動通信ダイナミックセキュアグルーピング通信方式。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  G09C 1/00 630 ,  H04L 9/08
FI (4件):
H04B 7/26 109 R ,  G09C 1/00 630 E ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 601 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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