特許
J-GLOBAL ID:200903094471049301

リビング性を有する重合方法およびその方法で製造されるポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-539065
公開番号(公開出願番号):特表2002-508409
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】ポリマーを合成するのに適当なフリーラジカル重合方法を開示する。この方法は新規な硫黄を基盤とする連鎖移動剤を利用し、および広範なモノマーおよび反応条件に適合する。その方法により、低い多分散性および予測可能な具体的ポリマー構造および分子量を有する新規なポリマーが製造される。その方法によって製造されるポリマーは、自動車のOEMおよび再仕上げ被覆剤における結合剤として使用するのに適している。
請求項(抜粋):
ポリマーの製造方法であって、前記方法が、フリーラジカル源および0.1から5000の範囲の移動定数を有する連鎖移動剤の存在下でモノマー混合物を前記ポリマーへ重合させることを含み、前記連鎖移動剤が下式を有し、 【化1】 上式で、Dが下式を有するD1であるとき、 【化2】 pは1から200の範囲内であり、EはZ’であり、および前記移動剤は下式で表され、 【化3】 上式で、Dが下式を有するD2であるとき、 【化4】 pは1から200の範囲内であり、EはE1またはE2であり、および前記移動剤は下式で表され、 【化5】 上式で、Dが下式を有するD3であるとき、 【化6】 p’は2から200の範囲で、EはZ、E1またはE2であって、前記移動剤は下式で表され、 【化7】 上式で、Dが下式を有するD4であるとき、 【化8】 EはE3またはE4であって、前記移動剤は下式で表され、 【化9】 前記のすべての場合において、 Rは、置換または非置換アルカン、置換または非置換アルケン、置換または非置換アレーン、不飽和または芳香族炭素環式環、不飽和または飽和複素環式環、有機金属分子種、およびポリマー鎖からなる群から選択される部分から誘導されるp価の部分であり、R・は、フリーラジカル重合を開始するRに由来するフリーラジカル脱離基であり、 R*およびR’は、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アリール、不飽和または芳香族炭素環式環、不飽和または飽和複素環式環、置換または非置換アルキルチオ、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換ジアルキルアミノ、有機金属分子種、およびポリマー鎖からなる群から独立に選択される1価の部分であり、R*・は、フリーラジカル重合を開始するR*に起因するフリーラジカル脱離基であり、 Xは、置換または非置換メチン、窒素、および共役する基からなる群から選択され、 Z’は、E1、E2、ハロゲン、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アリール、置換または非置換ヘテロシクリル、置換または非置換アルキルチオ、置換または非置換アルコキシカルボニル、置換または非置換-COOR”、カルボキシ、置換または非置換-CONR”2、シアノ、-P(=O)(OR”)2、-P(=O)R”2からなる群から選択され、ここで、R”は、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アリール、置換または非置換ヘテロシクリル、置換または非置換アラルキル、置換または非置換アルカリール、およびそれらの組合せからなる群から選択され、 Z”は、置換または非置換アルカン、置換または非置換アルケン、置換または非置換アレーン、置換または非置換複素環、ポリマー鎖、有機金属分子種、およびそれらの組合せからなる群から選択される部分から誘導されるp’価の部分であり、 Zは、ハロゲン、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アリール、置換または非置換ヘテロシクリル、置換または非置換アルキルチオ、置換または非置換アルコキシカルボニル、置換または非置換-COOR”、カルボキシ、置換または非置換-CONR”2、シアノ、-P(=O)(OR”)2、-P(=O)R”2からなる群から選択され、 E1は、窒素原子を介して結合される置換または非置換複素環から誘導される置換官能基であるか、または下式を有するものであり、 【化10】 (式中、GおよびJは、水素、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アシル、置換または非置換アロイル、置換または非置換アリール、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキルスルホニル、置換または非置換アルキルスルフィニル、置換または非置換アルキルホスホニル、置換または非置換アリールスルホニル、置換または非置換アリールスルフィニル、置換または非置換アリールホスホニルからなる群から独立的に選択される) E2が下式を有するものであり、 【化11】 (式中、G’は、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アリールからなる群から選択される) E3は下式を有するものであり、 【化12】 (式中、p'''は2と200の間であり、G”がZ”であり、およびJ’は、水素、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アシル、置換または非置換アロイル、置換または非置換アリール、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキルスルホニル、置換または非置換アルキルスルフィニル、置換または非置換アルキルホスホニル、置換または非置換アリールスルホニル、置換または非置換アリールスルフィニル、置換または非置換アリールホスホニルからなる群から独立的に選択されるか、または5〜8員環を形成するようにG”と結合する)および E4は下式を有するものである 【化13】 (式中、p'''は2と200の間であり、およびG'''はZ”である)ことを特徴とする方法。
IPC (6件):
C08F 2/38 ,  C07C327/20 ,  C07C327/52 ,  C07C329/04 ,  C07C329/12 ,  C07C333/18
FI (6件):
C08F 2/38 ,  C07C327/20 ,  C07C327/52 ,  C07C329/04 ,  C07C329/12 ,  C07C333/18
Fターム (8件):
4H006AA01 ,  4H006AA03 ,  4H006AB40 ,  4H006TN40 ,  4H006TN50 ,  4H006TN60 ,  4J011AA05 ,  4J011NA26
引用特許:
審査官引用 (8件)
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