特許
J-GLOBAL ID:200903094489319110

2方向差動クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019791
公開番号(公開出願番号):特開2000-213568
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 摩擦リングを押圧する弾性リングが高速回転時の遠心力により拡径してリング装着部から外れるのを防止することができるようにした2方向差動クラッチを提供することである。【解決手段】 回転軸4とインプットギヤ5との間に径の異なる保持器11、12を組込み、大径側保持器11をインプットギヤ5に固定する。大径側保持器11と小径側保持器12のそれぞれに形成されたポケット16、17にスプラグ18を組込む。小径側保持器12の端部にフランジ22とリング溝23とを設け、上記フランジ22の一側に配置した摩擦板24をリング溝23に取付けた弾性リング25でフランジ22に押し付ける。摩擦板24に弾性リング25の拡径量を制限する規制部30を設けて、弾性リング25が高速回転時の遠心力により必要以上に拡径するのを防止する。
請求項(抜粋):
回転軸上にインプットギヤと、アウトプットギヤとを設け、上記回転軸の外周とインプットギヤの内周間に径の異なる二つの保持器を組込み、小径側保持器のインプットギヤの側面から外方に突出する端部外周にフランジを設け、このフランジの一側に摩擦板と、この摩擦板をフランジに押し付ける一部が切り離された弾性リングとを設け、上記摩擦板によって回転抵抗が付与された小径側保持器とインプットギヤと共に回転する大径側保持器の相対的な回転により、両保持器のポケットに跨がって組込まれたスプラグを、その両端が回転軸の外周面とインプットギヤの内周面に接触するまで傾動させるようにした2方向差動クラッチにおいて、前記摩擦板に弾性リングの拡径量を制限する規制部を設けたことを特徴とする2方向差動クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 2方向差動クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-178421   出願人:愛知機械工業株式会社, エヌティエヌ株式会社
  • 特開平2-176225
  • 特公平7-081596
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