特許
J-GLOBAL ID:200903094508721129
可変容量圧縮機用制御弁
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-020969
公開番号(公開出願番号):特開2005-214059
出願日: 2004年01月29日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
【課題】 プランジャを分割して構成した可変容量圧縮機用制御弁において、その吸引力特性を向上させるとともに製造コストの低減を実現する。【解決手段】 可変容量圧縮機用制御弁1においては、ホルダ41とこれに挿通された第2プランジャ32の小径部33との間に所定の空間Sが形成されるため、ソレノイド20への通電時に第2プランジャ32の半径方向に作用する吸引力を小さくできる。一方、第2プランジャ32の大径部34とホルダ41との間に軸線方向に対向する対向面34a,41aが設けられ、ソレノイド20への通電時にその対向面を介して磁気回路が形成されるように構成されているため、第2プランジャ32の動作方向の吸引力を大きくできる。この結果、ソレノイド20への通電時において第2プランジャ32につながる弁体16の閉弁方向への吸引力を相対的に大きくでき、可変容量圧縮機用制御弁1全体としての吸引力特性が向上する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
可変容量圧縮機に装着され、その気密に形成されたクランク室内の圧力を制御することにより冷媒の吐出容量を変化させるための可変容量圧縮機用制御弁において、
内部に冷媒通路が形成されたボディと、
前記可変容量圧縮機の吐出冷媒の一部を前記クランク室へ流入させる際の冷媒流量を調整するために前記ボディ内に形成された弁座に接離する弁体と、前記ボディに摺動可能に軸支される一方、前記弁体を支持して前記弁体を一体的に動作させることが可能に構成されたシャフトとを備えた弁部と、
前記ボディ内に固定されたコアと、前記弁部を開閉制御するために前記ボディ内で前記シャフトを介して前記弁体を進退させるプランジャと、外部からの供給電流により前記プランジャ及び前記コアを含む磁気回路を生成する電磁コイルとからなるソレノイドと、
を備え、
前記プランジャが、前記コアに対向する第1プランジャと、前記シャフトの前記弁体とは反対側端部が接続された第2プランジャとを、軸線方向に直列に配置して構成されるとともに、両プランジャの間に、吸入室の吸入圧力を感知する感圧部材と、その感圧部材を前記ソレノイドに固定するための筒状の磁性部材とを配置して構成され、
前記第1プランジャは、前記コアから離れる方向に付勢されるとともに、前記ソレノイドへの通電時には前記第2プランジャを軸線方向に支持するように構成され、
前記第2プランジャは、前記磁性部材に所定の空間を空けて内挿される小径部と、前記小径部よりも半径方向外向きに延出するとともに、前記磁性部材との間に軸線方向に対向する対向面を形成する大径部とを有し、前記第1プランジャから離れる方向に付勢される一方、前記ソレノイドへの通電時には、前記対向面を介して前記磁気回路が形成されること、
を特徴とする可変容量圧縮機用制御弁。
IPC (2件):
FI (2件):
F04B27/08 S
, F04B49/00 361
Fターム (26件):
3H045AA04
, 3H045AA12
, 3H045AA27
, 3H045BA14
, 3H045BA28
, 3H045BA31
, 3H045CA06
, 3H045CA13
, 3H045CA29
, 3H045DA25
, 3H045DA41
, 3H045EA01
, 3H045EA14
, 3H045EA27
, 3H045EA33
, 3H045EA42
, 3H076AA06
, 3H076BB33
, 3H076BB38
, 3H076BB41
, 3H076BB43
, 3H076CC05
, 3H076CC16
, 3H076CC20
, 3H076CC41
, 3H076CC84
引用特許:
前のページに戻る