特許
J-GLOBAL ID:200903094534714289

連鋳鋳片の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-115284
公開番号(公開出願番号):特開平8-290236
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、溶鋼から直接連続鋳造鋳型内において、鋳片表層部の合金元素濃度が内層部に比較して高い、複層状連鋳鋳片の製造方法を提供する。【構成】 合金元素を含有させた連鋳パウダー10を用い、連続鋳造鋳型1内の上部に電磁攪拌装置30を設置して鋳型内上部溶鋼プール3中の水平断面内で合金元素を溶解・混合する攪拌流31を形成し、その下方に幅方向に直流磁界21を鋳片の厚み方向に印加して溶鋼プール中に制動域5を形成し、かつ直流磁界域の下方に浸漬ノズル2により溶鋼を供給して鋳造することで、合金元素の鋳片表層部の濃度が内層に比べて高い複層状の鋳片を製造する。【効果】 表層部のニッケル濃度等を高くして、この鋼種特有の銅起因の表面疵を抑制し、さらに本発明は、小断面サイズの鋳片の鋳造にも応用可能である。
請求項(抜粋):
所定の合金元素を含有させた連続鋳造用パウダーを用いるとともに、連続鋳造鋳型内の上部に設置した電磁攪拌装置により、鋳型内溶鋼プール中の水平断面内で攪拌流を形成し、かつその下方に幅方向に均一な磁束密度分布を有する直流磁界を鋳片の厚み方向に印加することで鋳型内溶鋼プール中に制動域を形成し、直流磁界域の下方に浸漬ノズルにより溶鋼を供給しつつ鋳造することで、合金元素の鋳片表層部の濃度が内層に比べて高い複層状の鋳片を製造することを特徴とする連鋳鋳片の製造方法。
IPC (6件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 330 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/10 370 ,  B22D 11/16
FI (6件):
B22D 11/00 N ,  B22D 11/10 L ,  B22D 11/10 330 H ,  B22D 11/10 350 B ,  B22D 11/10 370 D ,  B22D 11/16 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-243245
  • 特開平3-243245
  • 複層鋳片の連続鋳造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-050191   出願人:新日本製鐵株式会社
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